。゜+゜。+ Battle3-暴力事件、再び！？- +。゜+゜。 ページ38
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シゲアキ「失礼します」
生徒会室に、シゲアキが入ってくる
蓮音「あ、やべっ…」
手島「シゲアキ先生だ…」
シゲアキ「松尾くん、昨日は申し訳なかった」
龍「へ？」
シゲアキ「先ほど鷹ノ森高校から連絡があって、昨日の連絡した内容は虚偽の情報だったと伝えられました」
龍「！！」
瑞稀「なっ…！？」
シゲアキ「事情を聞いたところ、松尾くんとのケンカは事実。約1年前の件を根に持っていたらしく、偶然居合わせた松尾くんにケンカを一方的に仕掛けた。しかし、この事が学校側にバレて処分が下るのが嫌で…松尾くんに罪を擦り付けたらしいです」
蓮音「そうなの？」
手島「今村くんが、そういうことにしてくれたの」
蓮音「なるほど…」
シゲアキ「小山の言うとおり、しっかり事実確認をするべきだった。無実なのに退学を言い渡してしまって、本当に申し訳ない」
龍「いえ…。分かってもらえれば、良いんです」
シゲアキ「ということで、瑞稀…。松尾くんの退学は取り消しだ」
瑞稀「……分かりましたよ」
シゲアキ「さぁ、もうすぐ朝のSHRだ。教室に戻りなさい」
生徒会室を出る蓮音たち
瑞稀「…」
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プレハブ校舎
今村「これで、一件落着！！」
一敬「良かったね、退学を取り消してもらえて」
龍「みんな、本当にありがとうー！！」
手島「龍くんが退学にならなくて良かった…！」
浩大「とりあえず、和田と舜映は龍に謝れ」
和田「何で謝らないとなの…」
舜映「良いじゃんー…。ちゃんと、生徒会長に事実を話したんだからさー…」
蓮音「お前ら、全然反省してねぇ…」
浩大「ったく…」
蓮音「でもさ、今村たちがその話を聞かなかったら…ヤバいことになってたってことだろ？」
今村「そういうことだね。まさか、金銭絡みの取引をするとはねー…」
一敬「俺たち0組を陥れるためなら、金も出せるんだな」
手島「お金持ちって…何でもやれちゃうんだね」
龍「まんまと、生徒会長の罠にハマるところだった…。蓮音くんの説得が無かったら…本気で退学しようと思ってた」
蓮音「マジで？」
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作者名：あきか
| 作成日時：2022年3月26日 21時
