ハイスクール×バトル (ページ34)

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。゜+゜。+ Battle3-暴力事件、再び！？- +。゜+゜。ページ34

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龍「何で、俺がここにいるって分かったの？」

蓮音「偶然だよ…。ていうか、例のケンカの騒動も…ここなんだろ？」

龍「そうだよ。ここで、昨日…あいつらに絡まれたんだよ」

蓮音「実は、和田と舜映が目撃者だって聞いたんだ。あいつら…シゲアキ先生に言っても信じてもらえないって思って、目撃者だって名乗り出なかったらしい」

龍「そうだと思ったよ…。もう、別にいいけどさ…」

蓮音「本当は助けてほしかったんだろ？シゲアキ先生に問い詰められてる時、俺たちの方を見たよな？」

龍「…」

蓮音「なぁ、ちゃんと話そう。やってないことで退学するのは、絶対にダメだ！」

龍「話すって…生徒会に？無駄だよ…生徒会が、俺たち0組の話を聞いてくれるわけないじゃん」

蓮音「だからって、退学を選ぶのは…」

龍「朝も話したけど、俺は自分で自分の夢を壊したんだ。あれさえなければ…今頃、俺はイギリスでバレエを頑張ってたはずなのに…。自業自得なんだよ…」

蓮音「そうかもな…。でもさ、家族だって心配しているんだろ？ここで退学をしたら、もっと心配されるぞ？それに、今回は無実なんだし…」

龍「何をしたって無理だよ！！俺たち0組は、負け組なんだよ！！」

蓮音「じゃあ、ずっと負け組のままでいいのかよ！！」

龍「…」

蓮音「そうやって…逃げてるから、A組や生徒会に見下されるんだよ。龍は、前に進むことから逃げてる！！」

龍「じゃあっ…どうしたらいいんだよ…。優希も舜映くんも、目撃者だって名乗り出なかった以上…どうやって、俺の無実を生徒会に証明するんだよ…」

蓮音のスマホに着信が入る

蓮音「ん？……え、手島？もしもし？」

手島『蓮音くん！今、ちょっといい？』

蓮音「うん。どうした？」

手島『あのね、龍くんの昨日のケンカの件なんだけど…。生徒会長が仕組んだものだった！！』

蓮音「はぁー！？」

龍「？」

蓮音「瑞稀くんが…仕組んだ？どういうこと？ていうか、龍が隣にいるんだけどさ…」

手島『一緒にいるの？じゃあ、スピーカーモードにして、龍くんにも聞こえるようにして！』

蓮音「分かった…」

通話のスピーカーをオンにする

龍「どうしたの？」

蓮音「今、手島が説明してくれる。なぁ、どういうことなのか教えてくれ」

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