ハイスクール×バトル (ページ33)

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。゜+゜。+ Battle3-暴力事件、再び！？- +。゜+゜。ページ33

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浩大「こっちがどんなに否定しても、生徒会は絶対に相手の味方をするはずだ。つまり、嘘の報告をした相手をどうにかしない限り…龍の無実が証明出来ないな」

手島「うーん…。壁が多すぎる…」

一敬「…あれ？噂をすれば…」

今村「ん？」

近くの席に、龍とケンカをした鷹ノ森高校の生徒たちが座る

手島「あ、鷹ノ森高校の生徒…」

一敬「でも、あいつらが龍とケンカした生徒とは限らないよな」

男子生徒A「なぁ、本当に金貰えるのかな？」

男子生徒B「貰えるんじゃね？だって、星ノ華高校の生徒会長って…マジな金持ちなんだろ？」

鷹ノ森高校の生徒たちの会話が聞こえてくる

浩大「…！？」

今村「うちの生徒会長の話…？」

男子生徒C「あの学校の最低クラスの生徒を退学に追い込むことが成功したら、報酬で金貰えるなんて…マジでラッキーだよな」

男子生徒A「本当は邪魔されて、あの時程の騒ぎに出来なかったけど…。生徒指導の先生に『また星ノ華高校の生徒とケンカして、暴力を振るわれました』って言ったら…それを信じて、星ノ華高校に連絡したらしいぜ」

男子生徒B「マジで？じゃあ、あいつが退学になったら…本当に金貰えるってことだよな！？」

男子生徒C「今から楽しみだな。あの高校の生徒会長って、学校で相当な権力の持ち主らしいし…。あいつがどんなに否定しても、生徒会長がどうにか丸め込んで退学に追い込んでくれるよな」

男子生徒A「ざまーみろって感じだな。あんな事件を起こして、退学にならないでいるっていうのがムカつくし。これで、あいつは退学して…俺らは報酬で多額の金を貰える…！！」

浩大「っ…！！」

鷹ノ森高校の生徒たちがいる席に向かい、テーブルを思いっきり叩く浩大

男子生徒A「なっ…！？」

浩大「おい、何だよ今の話！！」

今村「どういうことなのか、ちゃんと説明してくれる？」

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河川敷の土手

蓮音「おい、心愛ーー！！頼むから、走らないでくれーー！！」

犬の散歩をしていると、土手に寝転がっている龍を見つける

蓮音「あ、龍！！」

龍「！！」

蓮音「ちょっ、心愛…ストップ！！休憩するぞ…！！」

犬を抱え、龍の隣に座る蓮音

龍「相変わらず、懐かれてないんだね…」

蓮音「本当、何でなんだよ…。まぁ、原因はペットショップからの引き取りに行ったのが拓音だった…ってことだと思う。拓音には、めっちゃ懐いてるもん…」

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