。゜+゜。+ Battle3-暴力事件、再び！？- +。゜+゜。 ページ32
.
浩大「……やってもない事件の犯人にされて、どん底に落とされた奴の気持ちを考えろ」
蓮音「え…？」
浩大「和田と舜映の行動は、間違いなく龍に対する裏切りだ。冤罪を擦り付けられて嫌な想いをしてるうえに、目撃者に裏切られる…。龍が今どんな気持ちなのか、考えろよ…」
プレハブ校舎を出る浩大
蓮音「あいつ…」
今村「…浩大の言うとおりだね。舜映の言い分も分かるけど…俺が龍の立場だったら、絶対に嫌だね」
舜映「…」
蓮音「目撃者ってことは、何か知ってることあるだろ？」
和田「いや、ただ俺たちはケンカを止めただけ…」
舜映「詳しい内容までは、俺たちも知らないよ」
一敬「2人がケンカを止めたことで、暴力沙汰にはならなかったってこと？」
舜映「まぁ、そんな感じ…」
今村「充分な証拠があったね。まったく…何で言わないんだよ」
手島「舜映くんたちがこの事を話せば、龍くんを悲しませなかったはずなのに…」
和田「でも、もう無駄でしょ…。龍は退学する方向で考えてるだろうし…」
蓮音「こっちでどれだけ証拠を集めても、龍の気持ちをどうにかしないとダメか…。こうなったら、龍を説得するしか…」
手島「でも、どうやって？龍くん、早退しちゃったし…」
蓮音「誰か、龍の家がどこだか知らない？あとは、龍がよく行きそうな場所とか…」
舜映「俺ら0組のサボりの定番の、河川敷の土手とか？お前が昨日、騒ぎながら犬の散歩してた場所」
蓮音「おい、何で知ってんだよ！！」
和田「だって、そこが昨日の現場だもん」
蓮音「そうだったのか…。ていうか、見られてたのかよ…」
.
放課後
ファストフード店
浩大「ったく！和田と舜映の行動には、本当に呆れた！！龍を裏切ってるっていうのに、何であんな態度なんだよ！！」
今村「浩大、怒ってるねー…」
手島「でも、浩大くんの言う通りだよね…」
一敬「蓮音が龍を説得するとは言ってたけど、果たして上手くいくのか…」
今村「龍の説得は蓮音に任せるとして…。こっちでは、さらなる証拠集めだな」
一敬「でも、これ以上の証拠は出るか？」
手島「和田くんと舜映くんが目撃者で、2人がケンカを止めたから暴力沙汰にはなってない…。これを生徒会に話して、ちゃんと生徒会が信じてくれるかな…？」
.
。゜+゜。+ Battle3-暴力事件、再び！？- +。゜+゜。→←。゜+゜。+ Battle3-暴力事件、再び！？- +。゜+゜。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ジャニーズjr」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あきか
| 作成日時：2022年3月26日 21時
