。゜+゜。+ Battle3-暴力事件、再び！？- +。゜+゜。 ページ30
.
シゲアキ「…証拠は無いようですね。松尾龍くん、2回も暴力事件を起こしたということで…退学してもらいます」
退学届を差し出すシゲアキ
龍「…」
小山「いや、待ってくれ！退学を言い渡す前に、しっかり事実確認をするべきじゃないか？」
龍「……分かりましたよ」
小山「ちょっと…松尾くん…！」
シゲアキ「では、退学届にサインをしたら担任の小山に渡すこと。小山も受け取ったら、すぐに生徒会に提出するように。それでは…」
プレハブ校舎を出るシゲアキ
龍「…」
小山「松尾くん、本当のことを話してくれ。君は、また暴力事件を起こしたのかい？」
龍「やってない…。本当に今回は……何もしてない…」
小山「だったら、この退学は不当なものだ。冤罪で退学なんて…そんなの、あってはならない！」
龍「でもっ…シゲアキ先生は、信じてくれなかったじゃないですか！！」
蓮音「小山先生の言うとおりだよ！冤罪で退学なんて、そんなのダメだろ！！」
龍「…」
蓮音「龍…何があったんだ？お前、イギリスに留学する予定だったよな！？なのに、何で0組にいるんだよ…」
龍「それは…」
今村「教えてあげなよ。蓮音はずっと、龍が0組にいることを不思議に思ってたらしいから」
龍「…蓮音くんの言うとおり、俺は去年の12月からバレエでイギリスに留学する予定だった。だけど、留学を数日後に控えたあの日…鷹ノ森高校の不良たちに絡まれて、ケンカになってしまったんだ。些細な挑発をきっかけに…俺は相手を殴ってしまった…」
蓮音「…」
龍「これがきっかけで、俺は留学を取り消されて…0組に来たんだ」
蓮音「そうだったんだな…。龍がB組に来なくなったのは、てっきりイギリスに行ってしまったからだと思ってた。ちょうど時期も被ってたから、全然疑ってなかった…」
龍「自分でも、バカなことをしたと思ってるよ。留学が取り消されて0組に落ちたことで、両親も今後を心配してる…。でも、このクラスにいる以上は卒業出来ない。だったら…ここで退学したほうがマシだよ…」
蓮音「龍…」
小山「松尾くん、自分の気持ちだけで退学を決めるのは良くない。後悔しないためにも、退学するかどうか…ご両親とよく話し合いなさい」
龍「はい…」
.
。゜+゜。+ Battle3-暴力事件、再び！？- +。゜+゜。→←。゜+゜。+ Battle3-暴力事件、再び！？- +。゜+゜。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ジャニーズjr」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あきか
| 作成日時：2022年3月26日 21時
