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手島「待って!!土下座なんて、しちゃダメーー!!」
蓮音「!!」
周りにいる生徒たちを搔き分け、蓮音のところに駆け寄ってくる手島
蓮音「手島くん…!?」
手島「ダメだよっ…。土下座なんて…する必要ないよ!!」
蓮音「…」
手島「土下座して、元のクラスに戻してくださいってお願いするつもりだったのかもしれない…。でも、生徒会長が0組のお願いを叶えてくれるわけない!」
瑞稀「失礼な奴…。俺は蓮音が素直に謝ってくれたら、ちゃんとその通りにしてあげるつもりだよ?」
手島「俺たち0組は…あなたたち生徒会の言うことは信じられません。それに、蓮音くんだけ0組から元のクラスに戻るなんて、ズルいよ…」
蓮音「でも、俺…0組の奴らから『元A組』って嫌われてるし…」
手島「まだ、みんなは蓮音くんのことを信じられないだけだよ。でも、俺は蓮音くんのこと信じてる!!」
蓮音「!!」
手島「蓮音くんは元A組だけど…0組の俺のことを見下してこなかった。生徒会長に逆らってまで、俺のことを助けてくれたじゃん!俺は…残りの期間は短いかもしれないけど、蓮音くんと一緒にいたい!0組にいて欲しい!!」
蓮音「手島くん…!」
瑞稀「ねぇ、邪魔しないでくれる?」
手島「こんなの、間違ってる…!蓮音くんは、何も悪いことしてない!!なのに、土下座を強要するなんて…酷いですよ!!」
男子生徒B「0組のくせに、生意気な奴…!」
男子生徒C「生徒会長に逆らうなよ!!」
カバンに入ってた筆箱からハサミを取り出し、手島に向かって振りかざす
手島「!!」
蓮音「危ない!!」
手島を庇い、ハサミが肩にかする
手島「れ、蓮音くん…」
蓮音「大丈夫…。制服の肩をかすっただけ」
男子生徒C「ちっ…」
蓮音「お前さ…ハサミの刃を人に向けちゃダメって、幼稚園の頃に習ったよな?それとも…0組の生徒を傷つけたって、生徒会長がもみ消してくれるからいいってか?」
男子生徒C「なっ…」
蓮音「生徒会長に逆らってる俺たちは、お前らから見たら最低かもな。でも…0組ってだけで簡単に態度を変えてくるお前らの方がもっと最低だよ!!」
男子生徒C「っ…」
ハサミを落とす男子生徒
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作者名:あきか | 作成日時:2022年3月26日 21時