。゜+゜。+ Battle2-戦う覚悟- +。゜+゜。 ページ17
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昼休み
蓮音「(やっと昼休みか…。ていうか、学年関係ないクラスだから授業は無しなんだな。各学年に応じた課題を提出して、単位を取るのか…)」
手島「蓮音くん、一緒にお昼ご飯食べませんか？」
蓮音「え、いいの？…あ」
手島「？」
蓮音「ヤバい…。弁当持ってきてない」
手島「何で？」
蓮音「実は、A組は弁当無しだったんだよ。専用のカフェがあるから、弁当なんて持ってくるなって言われてて…」
手島「そうだったんだ…」
蓮音「仕方ない…。購買に行って買うしか…」
一敬「バカなの？俺たち0組は、校舎に入れないんだよ」
蓮音「え…？でも、手島くんはA組の校舎に…」
舜映「だから、てっしーが怖いもの知らず過ぎたの」
今村「俺たち0組が校舎に入ったら、追い出されるんだよ」
蓮音「そうなの…？」
浩大「…はぁ。元A組のくせに、0組のこと何も知らないんだな」
荷物を持って、教室を出る浩大
和田「おい、浩大待てよー！」
龍「俺も行くー！」
浩大を追って教室を出る2人
蓮音「…」
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プレハブ校舎近くの中庭
蓮音「0組がA組に嫌われてるのは分かった。でも…何で他のクラスまで？B組にいた頃、0組の話題なんか噂程度にしか聞いたことなかったし…」
瑞稀「退屈そうだね？」
蓮音「！！」
瑞稀が中庭に入ってくる
瑞稀「どう？新しいクラスの居心地は？」
蓮音「おい、何で俺が0組なんだよ！！」
瑞稀「え？だって…A組にいたくないんでしょ？だから、お望み通りにしてあげただけじゃん」
蓮音「確かに、A組にはいたくないって言ったよ。でもさ、0組に落とすなんて…」
瑞稀「0組の奴を庇ったんだから、0組の仲間みたいなものでしょ。それとも、元のクラスのB組に戻りたかったの？」
蓮音「出来れば、そっちが良かったよ…」
瑞稀「じゃあ、俺に謝ってくれたら…考えてあげるけど？」
蓮音「は！？」
瑞稀「0組の味方してごめんなさいって言えばいいだけの話でしょ？B組に戻りたいなら、それくらいのことしてもらわないと…」
蓮音「何で俺が謝らなきゃなんだよ…」
瑞稀「……じゃあ、戻してあげない。俺に逆らった罰だから」
中庭を出る瑞稀
蓮音「ふざけんな…。俺は別に、何も悪いことしてないよな…？」
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作者名：あきか
| 作成日時：2022年3月26日 21時
