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-Battle2:戦う覚悟-
蓮音「これが…0組…」
浩大「A組から追放でもされたか？」
和田「元A組じゃなければ、歓迎したけどね」
龍「何があったのか知らないけど、このクラスは元A組の人が来るような場所じゃないから」
蓮音「いや、俺は…」
龍「何？自分は『元B組』って言いたいの？1度でもA組に上がったなら、元A組でしょ」
蓮音「…」
和田「こいつ、B組だったの？」
龍「元々ね。どうせ、A組に上がったのも…生徒会長の気まぐれでしょ？金持ちじゃなければ入れないクラスに突然入るなんて、そんなコネが無ければ無理でしょ」
蓮音「まぁ、そんな感じだけどさ…。ていうか、龍…」
龍「馴れ馴れしく、名前呼ばないで。もう、あの頃とは違うから」
蓮音「…」
教室のドアが開き、誰かが入ってくる
小山「はい、みんな席着いてー！って、うわぁ！？」
蓮音「こ、小山先生！？」
小山「あー…君が、林蓮音くんかな？」
蓮音「はい…。そうですけど…」
小山「0組担任の小山です。A組担任のシゲから、話は聞いてるよ。いろいろあったみたいだけど、気にしなくていいよ。0組はこんなクラスだけど…みんな良い子だから。ちょっとした問題を抱えてるだけで、普通に良い子たちばかりだから安心して」
蓮音「はぁ…」
小山「林くんの席は、あの一番後ろの席ね。……あ、林くんが2人になっちゃったか」
蓮音「え？」
一敬「…俺の名字も、林だから」
蓮音「マジで…？」
小山「とりあえず、今日も全員出席だね。じゃあ、1限の授業の先生が来るまで待ってて。ちゃんと課題は提出しろよー」
教室を出る小山
蓮音「…」
用意された席に着く蓮音
蓮音「(ていうか、何でこんなにA組を嫌うんだ…？確かに、A組はこのクラスを見下す最低な奴らだったけど…)」
手島「あの…」
蓮音「あ、えーっと…」
手島「名前…教えてなかったですね。1年0組の、手島麗央です」
蓮音「え、1年生なの！？」
手島「はい…。俺、1学期のテスト後から0組になったので…」
蓮音「そうなんだ…」
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作者名：あきか
| 作成日時：2022年3月26日 21時
