。゜+゜。+ Mission38-街を蝕む宇宙の花- +。゜+゜。 ページ10
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数日後…
秘密警察本部
星輝「うわー…。話題は、完全にコスモフラワーだな」
海琉「やっぱり、流行ってるの？」
星輝「ほら、検索するとコスモフラワーの写真ばっかり」
瀧「凄いね…。まぁ、見たことのない色の花だし…写真映えを意識している人たちには最高の素材かもね」
長瀬「育てたい人は、種や苗から買っているっぽい。プレゼントとかすぐにインテリアとして使いたい場合は、花が咲いた状態で買うみたいだぞ」
悠仁「海琉も欲しいのか？」
海琉「また、妹にねだられてて…」
瀧「前回のメリーさんの時と同じってこと？」
海琉「あまり疑いたくないけど、こうやって急にブームになるものって…怖くない？」
悠仁「確かに…」
長瀬「前回のメリーさんの噂も、急だったもんな」
星輝「皇輝も、今後話題になるモノには気を付けようって言ってたし…。これも、一応警戒した方がいいな」
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フラワーショップ【Smile Flower】
飛翔「うーん…」
店頭に並んでいる花を見ながら、悩んでいる飛翔
飛翔「花って、どう選べばいいの…？」
小田「あれ？飛翔、何してるのー？」
飛翔「！？」
小田と久保が話しかけてくる
久保「珍しいじゃん、こんなところにいるなんて」
小田「てっきり、もう本部に行ってるのかと思ってた」
飛翔「あ、いや…」
久保「んで、何してるんだよ？」
飛翔「花を選んでるだけ…」
小田「顔真っ赤…。もしかして、彼女さんにあげるの？」
飛翔「だからさ…まだ、付き合ってないから…」
久保「でも、ちゃんと告白しようって考えているんでしょ？」
飛翔「……うん」
小田「何で告白しないの？この前の瀧くんの様子を見て、羨ましそうにしてたのに」
飛翔「まだ無理だよ…。心の準備が出来ないし、あと…巻き込みたくないんだ」
久保「もしかして、異星人たちとの戦いを気にしてる？」
飛翔「あの日、サキさんを巻き込んだことを後悔しているくらいだよ。ポリスニンジャーの心が目覚めるきっかけになったけど、サキさんをもう…あんな目に遭わせたくない」
小田「なるほどね。じゃあ、告白は…異星人たちとの戦いが終わってからだね」
飛翔「まぁ、そうなるかな…。全部終わって、落ち着いてから…だね」
久保「でも、相手の人って年上でしょ？案外、そっちから告白されちゃったりして？」
小田「あー…あり得そう」
飛翔「うっ…。まぁ、そうなったら…仕方ない。でも、極力自分からしたいな…」
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作者名：あきか
| 作成日時：2021年12月17日 23時
