。゜+゜。+ Mission29-トウマ司令長の秘密- +。゜+゜。 ページ12
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No.2525『どうやら、成長が始まってたみたいですドロン…。自然消滅では無く、まだ地球のどこかを彷徨ってる可能性がありますドロン…』
司令長《ふむ…。しかし、なぜ我々の想定よりも早く地球へ到達したんだ？我々の想定では、地球に到達してから数日くらいだと計算していたが…》
No.2525『星の卵を拾った日、何かあったドロン？』
斗真『確か、流星群の日だった。流星群を見ている時に、この部屋に入って来たんだ』
司令長《なるほど…。その流星群が原因かもしれないな》
No.2525『どういうことドロン？』
司令長《おそらく、星の卵は流星群の引力に引っ張られてしまったんだろう。そのせいで、我々の想定よりも早く地球の近くに来てしまい、さらに地球の引力にも引き寄せられたのだと思う》
No.2525『司令長！早急に星の卵を捜索し、捕獲いたしますドロン…！』
司令長《頼むぞ。何かが起こってからでは遅いからな》
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トウマ「それ以降、私は忍魂忍魂さんと一緒に仕事が終わってから星の卵を探す日々が続いた。しかし、探しても探しても…見つからなかった」
忍魂忍魂さん『そして、オイラが地球に来て1ヶ月が経とうとした日…。ついに、見つけることが出来たドロン』
トウマ「だが、その姿は…我々の想像をはるかに超えていた…」
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10年前…
高峰荘
斗真の研究室
斗真『お前は…いったい…！？』
マスター『忘れたとは言わせない…。私は、お前が拾った星の卵だ』
斗真『何だと！？』
No.2525『地球人の姿に成長してしまったドロン！？』
成人男性の姿をしているが、身体の一部はスライムのように溶けている
マスター『まだ、完全体ではない…。だが、私は地球人の姿は憶えた。後に完全にお前のような姿になれる』
No.2525『星の卵は、記憶の力で成長していく…。まさか、地球に落下したことで…地球人の姿を記憶してしまうなんて…！』
斗真『お前は、星の卵なんだろう？本来は、星に成長しないといけないのではないのか！？』
マスター『そうだ。だが、私は地球に落ちてしまった。最初は不運に思ったが…ここには宇宙よりも面白いモノが多い』
斗真『なっ…』
マスター『だから決めたのだ。私は星になることは諦め…この地球を手に入れる存在になろうと思う』
No.2525『地球を乗っ取るとでも言うドロン！？そんなこと、宇宙警察が許せるわけ無いドロン！！』
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作者名：あきか
| 作成日時：2021年10月16日 17時
