。゜+゜。+ Fight82 +。゜+゜。 ページ9
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アン「初めて味わう敗北…。今まで負けたことのなかった海斗には、ショックが大きすぎたの…」
岩橋「…」
アン「負けたことで海斗は今までの自分の考えが間違ってたことに気づくの。でも…失った信頼を取り戻すことは簡単では無かったわ…」
岸「そうだろうな…。ずっと強くなることだけ考えて…仲間を作ることを避けてた…」
ジェシー「そう簡単には取り戻せない…。『今さら何を言い出すんだ…』と思われるだけ…」
アン「幸い…門下生たちの信頼を取り戻すことはできたわ。ただ…魔法少年の仲間を見つけることが困難だったの」
顕嵐「もしかして…」
アン「そう…。海斗にふさわしいパートナーを探す……これがきっかけで、大量のデータを集め始めたの」
岩橋「だから…『データが無いと動けない』って言われて傷ついたんだ…」
北斗「納得だな…」
アン「ただ…当時、海斗と同年代で魔法少年をやってる子たちは少なかった…。いたとしても、CランクやDランク…。Aランクの海斗とは釣り合わなかった…」
松倉「俺らみたいに…同じ学校で魔法少年をやってる子っていなかったの?」
アン「探してみたけど…いなかったわ…」
岸「それは厳しいな…」
アン「そして今年の7月…。CランクやDランクばかりのデータの中から……当時Bランクに昇格したばかりの優太のデータを見つけたの」
岸「え!?」
アン「海斗は…その時から優太をパートナーにしようと決めてたみたいよ」
岸「マジで…?」
ジェシー「でも…あいつは俺に『パートナーになってくれ』って頼んできたぞ」
アン「それはきっと…神宮寺の件があったからよ。そのくらいの時期にSランクのあなたのデータを見つけたんだから…」
ジェシー「そうだったのか…」
顕嵐「最初はパートナー探しのために始めた収集が、結果的に俺らにも役立ってる…。すごいことだよな…」
岩橋「うん…。本当にすごい…!」
松倉「でもさ…そういう情報源ってどこから取ってるの?」
アン「私が捜してきてるの」
松倉「はぁ!?」
松田「そうだったんだ…」
アン「私は猫よ?どこにでも行けるわ」
岸「すげー…」
アン「さて…この話はこれくらいにしましょう。これで…海斗の謎は解けたでしょ?」
岩橋「まぁ…分からなかった部分は知れたよね」
顕嵐「俺らはもっと、宮近を支えないとだな」
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ゆうり(プロフ) - すごく 面白いです!これからも頑張ってください! (2015年2月11日 22時) (レス) id: 9332fbae8c (このIDを非表示/違反報告)
あきか(プロフ) - rinchoさん» ありがとうございます! 何とか100話突破できて良かったです… 最後まで頑張ります! (2015年2月11日 0時) (レス) id: 2b6026c295 (このIDを非表示/違反報告)
rincho(プロフ) - 百話突破おめでとうございます(*´罒`*)これからも頑張ってください (2015年2月10日 19時) (レス) id: f37422cff8 (このIDを非表示/違反報告)
あきか(プロフ) - ☆岩瀬#咲樹★さん» 分かりました それならOKです 方法が分からないと許可しにくかったので確認させてもらいました (2015年2月4日 22時) (レス) id: 2b6026c295 (このIDを非表示/違反報告)
☆岩瀬#咲樹★(プロフ) - あきかさん» おすすめの小説!みたいなので、私が書いている小説にURL載せたいなと思うんですがどうですかね?? (2015年2月3日 16時) (レス) id: fa0279f917 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2015年1月31日 21時