魔法少年☆大戦 -3- 。゜+ Jr. +゜。

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夕方



駅前のカフェ




岸「やっと病院に行ったのか…」

顕嵐「そうみたい…。何も返事が無いし……大丈夫かな？」

岸「苦しそうな咳だったもんな…。変な病気じゃなきゃいいけど…」

顕嵐「玄樹…」





誰かがカフェに入ってくる





岸「いらっしゃいませー……って、イワゲンじゃん」

岩橋「…」

顕嵐「顔色悪っ…。大丈夫？」

岩橋「うん…。大丈夫…」

顕嵐「どうだった？」

岩橋「ただの…風邪だって。ちょっと悪化しちゃってるみたいだけど…心配ないって」

顕嵐「そっか…。なら良いよ」

岸「早く治せよ。神宮寺の事もあるんだし…」

岩橋「うん…」

顕嵐「それにしても…寒い……」

岩橋「外…めっちゃ寒かった。12月ってこんなに寒いっけ？」

岸「変だよなー…。また異常気象？」




テレビで天気予報がやっている




気象予報士『明日から関東地方も非常に冷え込む予想です。お出かけの際は、防寒対策をしっかりしてお出かけしてください』





顕嵐「うわー…」

岸「また大雪とかやめてくれよ…」

岩橋「去年は酷かったもんねー…。学校に行くのが大変だった…」

顕嵐「これも…妖魔が原因なのかな？」

岸「前に北斗くんがそんなこと言ってたかも。寒い時期は危険だって…」

岩橋「そっか……っ…ゲホッ…ゲホ…」

顕嵐「玄樹…」

岩橋「っ…ごめん…」

岸「ほら、ちょっとでも喉が良くなるように…」



温かい飲み物を出す岸




岩橋「うわー…」

顕嵐「岸くんの手作り…？」

岸「まぁ…な？」

岩橋「ありがとう。いただきまーす…」





飲み物を飲む岩橋






岩橋「っ…！？え……不味い…」

岸「！？」

顕嵐「どれどれ…？………うえっ…これは不味い…」

岸「…」

顕嵐「岸くん……何入れた？」

岸「とりあえずー…喉に良いってモノを…」

顕嵐「それはダメだって…」

岩橋「気持ちだけ貰っておくよ…」







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岩橋家




リビング



岩橋母「そう…。でも、通常通りの生活はできるんでしょ？」

岩橋「うん…。ただ…専門の療養所に行くべきだって…」

岩橋母「それくらい何とかしてあげるわよ。心配しないで」

岩橋「ありがとう…」





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