。゜+゜。+ Mission28-心を1つに！ニコニコスタイル誕生！- +。゜+゜。 ページ33
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木から1人の男性が飛び降りてくる
忍太郎「拙者の名は、服部忍太郎。令和の忍者でござる」
飛翔「え！？」
稲葉「忍者って、本当にいるんだ…」
瀧「…海琉たちを呼ぼうか」
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高峰荘
6人部屋の寝室
海琉「…」
小田「結局、寝れなかった？」
海琉「一瞬だけ…寝た気がする」
久保「Zzz…」
小田「久保くんは、爆睡だね…」
海琉「いいなぁ…」
小田のポリスパレットが鳴る
小田「あれ？…はい、小田でーす」
瀧『将聖、海琉と久保は起きてる？』
小田「海琉は起きてますよ。久保くんは爆睡ですけど…」
瀧『マジか…。ちょっと、近くの川まで来れる？』
小田「あー…はい。分かりました」
通信を切る
海琉「どうしたの？」
小田「近くの川に来てほしいって…。何かあったのかも」
海琉「久保くーん。起きてー！」
小田「瀧くんに呼ばれたよー！」
久保「……っえ？呼び出しぃ…？」
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別荘周辺の山林
忍太郎「お友達を呼んだでござるか？」
海琉「え、本物の忍者…？」
瀧「らしいよ…」
小田「本当にいるんだ…」
忍太郎「拙者の名は、服部忍太郎でござる！由緒ある、忍者の名家の末裔でござる」
久保「…末裔って何？」
飛翔「簡単に言うと、子孫ってこと」
久保「なるほど！」
稲葉「令和になっても、忍者の家系は残ってるんだね」
忍太郎「……と言っても、拙者が最後でござる」
海琉「そうなんですか？」
忍太郎「時代が変われば、いろいろあるでござる。君たちは、いったいここで何をしているのだ？」
久保「えーっと…」
瀧「近くの別荘地に遊びに来たんです。ただ、何か騒ぎがあったみたいなので…軽く散策をしていただけで」
忍太郎「騒ぎとは？拙者は気付かなかったぞ？」
稲葉「ということは、被害が出てるのは一部だけってこと？」
飛翔「そうかもね…」
小田「忍太郎さんは、この山で生活しているんですか？」
忍太郎「拙者が生活する拠点は近いでござる。よかったら、一緒に来るでござる」
海琉「…」
瀧「行ってみよう。何か、ヒントを貰えるかもしれない」
少し山奥に進むと、古びた建物が見えてくる
忍太郎「ここが、拙者の生活拠点でござる」
小田「ここで生活しているんですか！？」
海琉「ちょっと、怖いかも…」
忍太郎「まぁ、仕方ないでござる。ここにあった古い小屋を、少し改造して生活拠点にしているのでござる」
稲葉「なるほど…」
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作者名：あきか
| 作成日時：2021年9月25日 14時
