。゜+゜。+ Miracle36-優しさが最高の武器- +。゜+゜。 ページ7
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ビーチ
琉巧「見つからんよー…」
岡崎「はぁ…」
琉巧「こたちゃん？」
岡崎「いや、斗亜を助けないといけない状況やのに…こんなにのんきに旅行を楽しんでいてえぇのかな…って」
琉巧「まぁなー…。ダイゴさんは、息抜きって言うてるけど…」
岡崎「ミラクルボトルが出る条件が、俺は分からん…。拓哉みたいに理想の自分を探してるわけやないし、琉巧のように向き合う過去がない。風雅は自分の気持ちに素直になったら、ミラクルボトルが現れたらしいけど…。俺には、何もないような気がして…」
琉巧「そんなことないと思うけどなー…」
岡崎「琉巧は、俺が新聞部でいじめられてたこと…知らんから。俺は、周りに流されやすくて…新聞部の強引な勧誘を断れなかった。結果的にはいじめられて…みんなに助けてもらえなかったら、どうなってたか分からんよ」
琉巧「でも、球技大会の時…頑張ってたやん」
岡崎「あれは…斗亜が、酷い目に遭わされたから…」
琉巧「自分をいじめてきた先輩が斗亜に酷いことしたから、許せなくてやり返したんやろ？こたちゃん、そうやって誰かのために頑張ることが出来るやん」
岡崎「琉巧…」
琉巧「こたちゃんは優しくて、仲間想い。もっと、自分に自信持ってえぇと思うで？」
岡崎「…」
母親「セイラー！どこ行ったのー？」
琉巧「ん？」
母親「すいません、7歳くらいの女の子を見ませんでしたか？娘がいなくなって…」
岡崎「どういう服を着てる子ですか？」
母親「赤い長袖のワンピースを着てます。髪はお団子結びで…」
琉巧「一緒に探しますよ。こたちゃん、行こう！」
岡崎「俺たちはビーチを探すので、お母さんはホテルの方に…」
母親「分かりました。一応、ホテルのスタッフさんにも声をかけてみます…！」
ホテルに向かう母親
琉巧「もうすぐ15時や…。まだ明るいけど、暗くなるのが早くなってるし…」
岡崎「まさかやけど…海の方にいないよな？」
琉巧「もう11月やから、海に入ってることはないと思うけど…」
近くに海に抜ける洞窟がある
岡崎「まさか…」
洞窟を覗く2人
琉巧「こういう洞窟、小さい子は興味を持って入っちゃうかもなー…。でも、ここには…」
「助けてー！！」
2人「！？」
琉巧「女の子の声や！」
岡崎「いったいどこに…」
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さな - 投稿されてないけどどうしたんですか！？ (2021年1月9日 14時) (
レス) id: 9c416e4f05 (このIDを非表示/違反報告)
妃代子荳(プロフ) - はじめまして。とても面白く学びもあり、毎週更新されていくのが楽しみになっています。素敵な作品に出会えて良かったです。次のお話も楽しみにしています (2020年12月26日 23時) (レス) id: 9c5967992d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきか
| 作成日時：2020年12月5日 17時
