。゜+゜。+ Miracle38-禁じられた愛の儀式- +。゜+゜。 ページ31
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リトル・アクア「……諦めるわけ、ないやろ！！」
ラスト「なっ…」
リトル・アクア「そんな理由で、俺たちが引き下がるとでも思ったんですか！？」
ラスト「魔法が通用しないって分かってるくせに、どうして諦めないのよ！！」
リトル・フローラル「確かに、俺たち4人だけではあなたには敵いませんよ」
リトル・シトラス「でも、俺たちは斗亜のために心を鍛えて強くなったんです！」
リトル・シプレ「魔法は敵わなくても…斗亜を助けたいって気持ちは負けません！！」
ラスト「っ…」
レヴィ「ラスト、リトルパルファムを甘く見るな」
ベルフェ「しぶとさは、ホンマにありますからねぇー…」
ラスト「…諦めの悪い男は、嫌いやで」
リトル・アクア「諦めが悪くて、悪かったな」
グリード「それに、この儀式…ホンマに成立すると思ってるんか？」
ラスト「え？」
グリード「リトル・スイートは、変身していなければ普通の人間。人間と魔法使いの恋愛は…掟破りやぞ？」
リトル・シプレ「え、そうなんですか！？」
ベルフェ「そうらしいですよー」
グラ「いくら、リトル・スイートに魔法をかけているからって…成立すると思うか？」
イラ「そもそも、お前はこの事実を知ってたのか？」
ラスト「知ってるわよ。でも、私は斗亜くんと結ばれたいの！掟なんか…どうだっていいのよ」
グリード「何かしらのリスクを負う覚悟があるってことか？」
ラスト「えぇ。それが…例え、私たち2人が死ぬことであっても…構わないわ」
リトル・アクア「はぁ！？」
リトル・シトラス「それがリスクとは限らんかもしれんけど…そんなの、許せるわけない！！」
ラスト「だって、私は斗亜くんと幸せになれればいいだけ。許されない恋愛なら、2人で死んで結ばれる…という悲劇的な結果でも構わんよ」
リトル・フローラル「さっきから、勝手なことばっかり…！」
リトル・シプレ「あなたは、自分が幸せになれればそれでいい…。そういう考えってことですね！！」
ラスト「それの、何が悪いん？私だけが幸せになれれば、他人の不幸なんて知らんで」
リトル・アクア「その考え、斗亜が1番嫌がる考えですよ」
ラスト「えっ…」
リトル・アクア「斗亜は、みんなが平等に幸せになることを願ってる。自分だけが幸せになって、他人は不幸になっても構わないって考えは…斗亜が1番嫌がることです！」
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さな - 投稿されてないけどどうしたんですか！？ (2021年1月9日 14時) (
レス) id: 9c416e4f05 (このIDを非表示/違反報告)
妃代子荳(プロフ) - はじめまして。とても面白く学びもあり、毎週更新されていくのが楽しみになっています。素敵な作品に出会えて良かったです。次のお話も楽しみにしています (2020年12月26日 23時) (レス) id: 9c5967992d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきか
| 作成日時：2020年12月5日 17時
