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-Miracle38:禁じられた愛の儀式-
邪悪団のアジト 別館
ギャラリーから様子を見ている邪悪団の幹部たち
レヴィ「っ…」
強く拳を握るレヴィ
イラ「レヴィ、落ち着け。気持ちは分かるけど…」
レヴィ「ラスト…トアに何てことを…！」
グリード「心を奪ったうえに、記憶まで消すとは…。色欲の魔女の魔力は、ホンマに侮れんな」
ベルフェ「彼らの魔法は、ラストには通用しないようですし…。このままやと、ラストの思うがまま…」
グラ「でも、この儀式…やって大丈夫なんか？」
レヴィ「え？」
グラ「さっき話してたんやけど、人間と魔法使いの恋愛は掟破りなんやで」
レヴィ「掟破り…！？」
グリード「ラストはそれを分かってて、これからこの儀式をやるつもりなのか…」
リトル・アクア「くっそー…！」
リトル・フローラル「これさえ、解ければ…！」
ラスト「あなたたちの力では、そのリボンは解くことは出来ない。強力な魔法で出来た頑丈なリボンやから」
リトル・シトラス「このまま、儀式を進めるわけには…」
リトル・シプレ「儀式が成立したら、斗亜が…」
ラスト「そうね、儀式の邪魔をされるわけにはいかないし…。ちょっと、大人しくしててもらおうか」
拘束するリボンから、電撃が流れる
4人「うあ゛あああぁぁ！！」
ラスト「フフ…。これで、準備は出来た」
リトル・アクア「(俺らがこんな状況でも、斗亜は一切こっちを見ない…)
リトル・シプレ「(どうにか…しないとっ…)」
ラスト「さぁ、斗亜くん。いよいよ儀式を始めるわ」
2本のろうそくを用意するラスト
ラスト「これは、魔法使いの愛の儀式で使う魔法のろうそく。このろうそくに火を灯せば、私たちの愛は永遠に結ばれる。1本、斗亜くんが持ってな？」
斗亜「はい…」
儀式用のろうそくを持つ斗亜
ラスト「さぁ、まずは私のろうそくから…」
ラストのろうそくに火が灯る
リトル・フローラル「(このままやと、斗亜が…！)」
リトル・シトラス「(もうダメや…！斗亜が持つろうそくにも…)」
ラスト「さぁ、斗亜くん。あなたのろうそくにも…」
斗亜が持つろうそくに、火が点いた自分のろうそくを近づけるラスト
レヴィ「待て！！それは、させへん！！」
ラスト「！？」
ギャラリーから叫ぶレヴィ
レヴィ「この儀式を成立させるわけにはいかん！！トアを、お前の思い通りになんてさせへんぞ！！」
リトル・シプレ「レヴィさん…！？」
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さな - 投稿されてないけどどうしたんですか！？ (2021年1月9日 14時) (
レス) id: 9c416e4f05 (このIDを非表示/違反報告)
妃代子荳(プロフ) - はじめまして。とても面白く学びもあり、毎週更新されていくのが楽しみになっています。素敵な作品に出会えて良かったです。次のお話も楽しみにしています (2020年12月26日 23時) (レス) id: 9c5967992d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきか
| 作成日時：2020年12月5日 17時
