魔法戦士リトルパルファム-10- (ページ29)

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。゜+゜。+ Miracle32-危険な香りと誘惑- +。゜+゜。ページ29

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西村「ちなみに、何の演劇をやるん？」

琉巧「白雪姫やで！…あ、そうや！斗亜、ララ先輩も誘えないかな？」

斗亜「何で？」

琉巧「実は、演劇部に所属してる女子部員…1人らしいねん。だから、せめてあと1人は女子が必要で…」

斗亜「あー…」

風雅「1人だけやと、白雪姫か悪いお妃が出来ないやん」

岡崎「それはヤバい…」

斗亜「じゃあ、あとで…」

ララ「あら、みんな…こんなところで何してるん？」

斗亜「！！」

ララが校舎裏に来る

西村「あ、噂してたら…」

ララ「何を噂してたん～？」

斗亜「あの、ララさんは…演劇とか興味ありますか？」

ララ「演劇？」

琉巧「演劇部のお手伝いを、一緒にやって欲しくて…！」

ララ「んー…。まぁ、斗亜くんが参加するなら…えぇよ？」

斗亜「ホンマですか！？」

琉巧「よっしゃ！これで、何とかなるやろ…！」

風雅「いつから練習するん？」

琉巧「明日の放課後から！こたちゃん、部活…大丈夫？」

岡崎「じゃあ、明日は部活休んでくる。文化祭までの準備期間は、担当する仕事によって部活に出るか決めようかな」

斗亜「うわー…！どんな感じになるんやろー…！」

ララ「楽しみやな、斗亜くん」

斗亜「はい！」

ララから不思議な匂いを感じる琉巧

琉巧「(またや…！これは、香水の匂い…？)」

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夜

雑貨屋【Miracle Magical】

ダイゴ「琉巧くん、また何かあったん？」

琉巧「実は…斗亜が気になってる先輩から、不思議な香水の匂いを感じるんです。その匂いが…どこかで感じたことがある匂いな気がして、妙に引っかかるんです」

ダイゴ「それって…少し大人っぽい、ムスクの香りか？」

琉巧「あ、そんな感じです！…って、何で分かるんですか？」

ダイゴ「実は、その匂いを…斗亜くんから感じたんや」

琉巧「斗亜から！？」

ダイゴ「マジカルコロン以外の香水の匂いを感じるなんて…あり得ないこと。それに、香水は学校で禁止されてるんやろ？」

琉巧「はい…。校則で禁止されてる香水の匂いを先輩から感じるなんて、おかしいこと…。それに…この匂いに気付いてるのは、多分俺だけ…」

ダイゴ「他のメンバーは気付いてないんか…。どうして斗亜くんから、その先輩と同じ香水の匂いがするのか…」

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