。゜+゜。+ Miracle21-海の家でサプライズパーティー！- +。゜+゜。 ページ8
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恭平「ほな、俺はバイトの準備するから。また会ったら、話そうな〜」
隣の海の家に向かう恭平
ダイゴ「隣の海の家かー…。ちょっとライバルやな」
斗亜「あはは…」
ダイゴ「それにしても、風雅くんと琉巧くん…遅いな。スーパーは近くにあるから、帰ってくる頃やと思うけど…」
西村「…」
岡崎「西村くん、このままやと…斗亜の誕生日パーティーの準備…」
西村「帰ってくるとは思うけど…心配やな」
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山奥の崖の下
琉巧「痛てて…」
風雅「もー…。何やねん、ここ…」
琉巧「完全に、崖の下や…。海はどこやー…？」
風雅「はぁ…。とりあえず、拓哉たちに助けを…」
スマホを起動するが、圏外になっている
風雅「最悪や…」
琉巧「え、圏外ってこと…？」
風雅「おん…。つまり、地図アプリも起動できひん…」
琉巧「そんな…。ここが、どこなのかも分からんなんて…」
風雅「くっそー…！とにかく、歩くか…」
立ち上がろうとすると、足に痛みが走る
風雅「うっ…！！」
琉巧「え、風雅くん？」
風雅「マジか…。足捻ったかも…」
琉巧「きっと、ここに飛ばされた時の衝撃で…！どこか、休める場所…」
数メートル先に、洞窟が見える
琉巧「俺が支えるから…あの洞窟まで歩こう。そこで、ちょっと休みながら戻る方法を考えよう」
風雅「そやな…」
ゆっくり立ち上がり、琉巧に支えられながら歩く風雅
琉巧「…よし、ちょうど座れそうな岩場もあるし」
洞窟内の大きな岩場に座る2人
風雅「はぁ…。あいつのせいで、とんでもないことになったな」
琉巧「レヴィさん、何が目的なんやろ…」
風雅「『5人揃ってない時を狙う作戦』とか言うてたな。あいつのことやから、斗亜を狙ってるんか？」
琉巧「そうなんかな？でも、斗亜は光の魔力を発動させることが出来るし…狙われてしまうのは仕方ないんかも」
風雅「斗亜は素直で真っ直ぐで…何も疑わない純粋な子。だから、強い魔力を持ってるんかな…？」
琉巧「風雅くん…？」
風雅「俺、斗亜の性格が羨ましいねん。俺は素直すぎて、思ったことをすぐに口にしてしまう…。ストレートに言い過ぎて、相手を傷つけてしまうねん。だから、リトルパルファムになるまでは…あまり友達おらんかった」
琉巧「…」
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作者名：あきか
| 作成日時：2020年8月22日 22時
