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-Miracle21:海の家でサプライズパーティー！-
海水浴場
斗亜「ねぇ、琉巧…。ダイゴさんは何で急に、僕たちを海水浴場に呼んだん？」
琉巧「何か、頼みたいことがあるって…。ダイゴさんは準備があるから、先に来てるみたいなんやけど…」
ダイゴ「アロ〜ハ〜♪」
アロハシャツを着て麦わら帽子を被ってサングラスをしているダイゴが、意気揚々としている
西村「え、ダイゴさん…！？」
斗亜「ダイゴさん、アロハシャツに麦わら帽子…」
琉巧「しかも、サングラスまでしてるし…」
風雅「何してるんすか？」
ダイゴ「何って…。これが、人間界の夏の過ごし方なんやろ？」
琉巧「いや、ちょっと違いますけど…」
ダイゴ「パルファム王国には、夏という季節は存在しないからな。この世界は暑いなー…」
岡崎「まぁ、8月になったし…梅雨明けして本格的に暑くなってきますからね」
ダイゴ「だからな、この暑い季節を乗り切る方法として…この格好をすれば涼しくなるって聞いたから、早速着てみたんや」
風雅「どこで、そんな情報を仕入れたんですか…」
ダイゴ「さて、準備するでー！」
西村「準備って言いますけど…」
風雅「何をするんですか？」
ダイゴ「実はな、期間限定で海でお店を開くことにしたんや。その準備を一緒にやってほしいねん」
斗亜「つまり、海の家ってことですか？」
ダイゴ「まぁ、そういう感じやね」
琉巧「へぇ〜…。あ、もしかして…最近やたらと出かけてたのって…」
ダイゴ「そう、これの準備のためにな」
岡崎「もしかして、この海の家を使うんですか…？」
屋根や外壁がボロボロの使われていない海の家がある
斗亜「こんな状況で、お客さんをどうやって呼ぶんですか…？」
ダイゴ「…周り、誰もおらん？」
西村「サーフィンしている人なら、チラホラいますけど…」
遠くの沖にサーファーが見える
ダイゴ「じゃあ、大丈夫やな」
風雅「はっ…。ダイゴさん、まさか…！」
ダイゴ「えいっ！」
指を鳴らすと、あっという間にキレイな外装になる
岡崎「さすが…」
琉巧「魔法やと、あっという間やね…」
ダイゴ「さて、店の中は魔法を使わずに準備やで。午後に少しでも開けるように、午前中である程度準備しよな？」
5人「はい！」
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作者名：あきか
| 作成日時：2020年8月22日 22時
