魔法戦士リトルパルファム-6- (ページ21)

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。゜+゜。+ Miracle19-先輩は、夢の欲張り者！？- +。゜+゜。ページ21

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放課後

文芸部の部室

琉巧「ここが…文芸部の部室…。ホンマに、文芸部と合併してるなら…」

「あれ？琉巧…やんな？」

琉巧「？」

振り返ると、私服姿の琉巧より少し身長が低い少年が立っている

琉巧「え、奥村先輩！？」

奥村「やっぱり！お前、3学期から急に登校しなくなったって聞いてたから、心配してたんやぞ！」

琉巧「すいません、いろいろあって…。実は、今日から登校してるんです」

奥村「そうやったんか…。でも、元気そうで良かった」

琉巧「先輩…どうして学校に？卒業したんですよね？」

奥村「おん。でも、部活のことが未だに心配で…たまに様子を見に来てるんや」

琉巧「廃部になって、文芸部と合併したって聞いたんですけど…」

奥村「そうやで。名前は『文芸部』やけど、活動は文芸部とマンガ研究部では分かれてるっぽい。でも、みんな仲良くやってるで」

琉巧「そっか…。それなら安心や…」

奥村「とりあえず、中に入ろうか」

琉巧「はい！」

部室の中に入る2人

部員A「あ、奥村先輩！」

部員B「あれ！？お前…琉巧！？」

琉巧「えっと…。お久しぶりです…」

部員A「急に来なくなったから、心配してたんやぞー！」

部員B「今日から登校してるって聞いたから、顔出してくれて嬉しいで」

文芸部員A「あの子、誰？」

文芸部員B「合併した時に聞いた、幽霊部員？」

琉巧「(幽霊部員って言われてる…)」

奥村「琉巧は幽霊部員では無いです。彼は事情があって、今日から登校を再開したばかり。それに、漫研は基本的に自由参加の緩い部活ですから幽霊部員という言葉は使わないでほしいですね」

琉巧「(奥村先輩、相変わらず説明が上手…。えぇ声なのも変わらない…！)」

部員A「とにかく、琉巧が元気そうで安心や。またアニメやマンガの話で盛り上がろうな！」

琉巧「うん！あ、今日はこれから用事があって…。また明日来ます！」

奥村「そっか。俺もまた部活の様子を見に来るから、会えたら話そうな？」

琉巧「はい！」

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