疾風438 ページ46
ﾘﾎﾞｰﾝ「それでもDはエレナのあの気持ちを聞きたかったんだ。もしかしたら、あいつはそれを聞く為に生き続けてたのかもな」
綱吉「……D・スペード…」
僕達はあの空間から無事に出て恭弥と共に復讐者の牢獄から出てきた彼らと喜びあってるのを離れた所から見ていた
珠代「会長さん…！恭弥さん…！無事で、良かったです！」
風琳「タマ、怪我がなくて良かったよ」
恭弥「僕達が怪我とかすると思ってるの？」
珠代「お、思ってませんけど…心配だった、ので…」
可愛いな、と思ってると復讐者が口を開いた
それはD・スペードを倒した褒美として最後の鍵…誓い合った2人のその後を見る事だった
初代シモンはもう初代ボンゴレとは一生会うことがないと分かっていた。初代ボンゴレもまた、初代シモンに一生会わないと決めていた
だけど、2人は信じていた。自分達の意志を継ぐ真の後継者が現れて再び共に笑い合える日が来ると…
D・スペードを倒してから一週間後……
風琳「やぁ、副会長おはよう」
「あ、会長！お、おはようございます！」
風琳「変わりは？」
「ありません！！」
風琳「そう…あぁ、後今日風紀委員、持ち物検査予定していたけど中止になったから伝えといて」
「え、な、何故？」
風琳「遠征さ、黒曜中の風紀を正しにね。鈴木アーデルハイトが風紀を粛清してくれるらしいし」
僕はそう言い、生徒会室へと入る
朝から元気に部活動している山本武と水野薫、校内で遊んでいる牛柄の服を着ると子供大山らうじを窓から見て小さく笑う
風琳「君はここにいるのにね……骸」
骸「クフフ、君も意地悪ですね。教えればよかったじゃないですか」
風琳「別に良くないそれに……恋人と居たいと言ったのは君だよ？」
骸「そうでした…クフフフ、まさかあの後すぐに返事をくれるとは思いませんでしたよ」
骸が僕の手を握ったから僕も握り返し一緒に窓の外を見る
そう、僕は骸が治療中で入院してる時に改めて気持ちを伝え付き合う事になった
骸の奴、僕が好きになるまで色々するつもりだったから思わず殴っちゃったけどね。もちろん、付き合ってる事は恭弥達には内緒なんだよね
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