臆病なウサギと男勝りのチーター【REBORN】６ (ページ37)

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疾風275 ページ37

［Noside］

白蘭「もちろんそれもランクAのスゲー石なんだけどね。７³はもっと特別なの」

入江「だけど…」

白蘭「悪いけど正チャンには秘密で他に組織してあるんだ。正チャンに会わすのは刺激が強すぎると思ったから伏せといたんだけどもう敵同士だからいいよね。

紹介するね。彼らが本物のミルフィオーレファミリー6人の守護者真6弔花♪」

綱吉「真6弔花！？」

白蘭「んん。彼らこそが僕が新世界を創るために選んだ。真のマーレリング保持者にして僕の本当の守護者達だよ」

綱吉「そんな…じゃあ今までのは…だ…誰なんですか！？」

入江「知らないぞ！！僕が知らない人間がミルフィオーレにいるなんて！！」

白蘭「正チャンに心配事増やすとメンドくさいからね。

僕はこう考えたんだ。
ただ腕っぶしの強い人間を選んでもたかがしれてる。
なぜならリングの力の要はより強い〝覚悟〟だからね。そこで強い上に常人離れした〝覚悟〟を持った人間をマフィアといわず世界中から探し回ったんだ。

しかもその「覚悟」が僕への「忠誠」になりうる人間をね。

世界は広いよね～おかげで彼らと会えたよ。
例えば彼は…」

映像には赤髪の男が映し出された。

白蘭「ご覧のように大自然に恵まれた大変美しい故郷の出身なんだけど「覚悟します見せてくれないか？」って言ったとたん故郷を捨ててくれたよ」

そこには緑豊かな山々が一瞬にして地獄絵図と化した。

白蘭「怖いよねーここまでアッという間だよ。
まさか僕への忠誠を示すために生まれ育った気も山も村も村人も全部消してくるとは思わないじゃん」

獄寺「噴き出したマグマの中に何かいるぞ！？」

草壁「動物…？」

画面が近付くと真6弔花の1人がマグマの中に風呂感覚で入っていた

草壁「ありえない…」

獄寺「つか、人間じゃねえ！！」

白蘭「フフフ、真6弔花の異常な戦闘能力もこれで分かったかな？

更に彼らには1人につき5000名の部下と選りすぐりのＡランク兵士ソルジャーを100名与えてるからね」

ｽﾊﾟﾅ「Aランクが100人！？Aランクは今までの6弔花6人しかいなかったはずだ…」

白蘭「あ、それからこの子も忘れちゃダメだったね。君達の味方だった…風の守護者」

画面に映ったのは10年後の雲雀風琳だった

桃花「お母さん！」

白蘭「凄いよ彼女。覚悟を見せてよって言ったら幹部を含めたボンゴレ全員を相手して勝ってきたもん♪」