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疾風47 ページ49

恭が見回りに行ったから、僕は家の縁側で風鈴の音を聞きながらかき氷を食べている

うん、贅沢な一時だ。かき氷は、家政婦の寧々(ねね)さん特製苺たっぷり果肉付きだし

こういう時間はすっごい大事だよね…さて、食べ終わったら夏休みの宿題を終わらせなきゃ


リボーン「チャオっす」

風琳「…赤ん坊、不法侵入だし僕は見ての通り休んでるんだけど」

リボーン「悪いな。ちょっとお前に頼みたい事がある」

風琳「何、くだらない事だったら聞かないよ」

リボーン「ツナ達の勉強を見てやってくれないか?」


僕はそれを聞いて思いっきり顔を顰めた。今は夏休み。つまり、沢田綱吉達の勉強は補習ででた宿題…

それを僕が教えたら不公平じゃないか


風琳「断るよ。第一、補習の宿題の内容はは僕と恭が決めたものだ」

リボーン「これでどうだ?」

風琳「わぉ、老舗の饅頭か。……これより実用性があるものにしておいてくれる?」

リボーン「いいぞ、今度持ってきておいてやる」


交渉成立となり、僕は寧々さんに出掛けることを伝え沢田家へ向かった

中に入ると黒髪のポニーテールの女の子…三浦ハルだね。彼女が問7を解いてたからそれをじっと見ていたけど…時間がかかりそうだね


風琳「やぁ」

綱吉「せ、生徒会長!?」

ハル「はひ!?このビューティフルな方は誰なんですか!?」

風琳「三浦ハルだね。僕は雲雀風琳、君のお父さんは大学教授って聞いてるよ」

ハル「はひー…優しそうなお姉ちゃんみたいです…」

風琳「で、問7が分からないのかい?」

山本「そうなんすよ。獄寺でも分からなくて」

風琳「……答えは、4。ネコジャラシの公式をミスらなければ簡単だよ」

珠代「ね、ネコジャラシの公式…?」

雪美「な、何ですかそれ…」

風琳「大学で習う公式だよ。これが出来れば超大学レベルの学校を入学する事が出来る。……まぁ、赤ん坊。君、この問題の答え分かっていたでしょ」

リボーン「ニッ 当たり前だぞ。だが、勉強はツナ達の仕事だからな」

風琳「ふーん…。で、夏休みの宿題は?終わらせるよ」

獄寺「な、徹夜させる気か!?」

風琳「当たり前でしょ。徹夜しなきゃ終わらない子がいるからね。君のも教えてあげる」

ハル「ありがとうございます!」

珠代「あ、あの会長さんは宿題の方は……」

風琳「僕と恭は初日に終わらせたよ。色々やる事があるからね」


それから、全員の宿題を見て教えてあげた

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作者名:小町&夜野兎 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年4月11日 20時

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