疾風23 ページ25
今日は、球技大会のバレーがある日だけど…
風琳「1クラスだけ人数が足りない?」
「はい、どうやら休んでしまった方がいるそうで…」
風琳「そう、代役を立てて出場するように言ってきて」
「わかりました」
生徒会は球技大会の事で大忙しになっていた。特に忙しい人は体育委員会だけどね
僕は、参加するチームの人達に問題がないかどうかの確認だよ。普通に無くてつまらないけど
それから球技大会が始まり、僕暇になりのんびりと図書室へ向かっていた
やることが無いから新作の本を読もうと思ってきたけど……
風琳「ねぇ、誰かいるの」
廊下に漂う珈琲の香りに違和感を感じトンファーをすぐ出せるようにし警戒をした
「ちゃおっス」
風琳「……赤ん坊?」
何故、赤ん坊がここに…。というか、珈琲を飲んでいたのは目の前にいるこの子?
誰が連れてきたんだ…そいつと一緒に咬み殺してやる…
「俺の名前はリボーン。沢田綱吉のカテキョーだ」
風琳「ふーん、君、不法侵入だよ。咬み殺す」
トンファーを思いっきり振り下ろしたけど胸元から出したのか拳銃で防がれていた
風琳「ワォ、なかなかやるね。君」
リボーン「お前もな、どうだ?ツナのファミリーに入らねぇか?」
風琳「ファミリー?何それ、意味わかんない。僕は誰かに縛られるのは嫌いなんだ」
リボーン「そうか」
風琳「今日は見逃してあげる。けど、次は無いからね」
リボーン「楽しみにしてるぞ」
風琳「フン」
恭に赤ん坊の強さを言ったら探そうとするから内緒にしておこう。それにしても…沢田綱吉の家庭教師か…
という事は、沢田珠代の家庭教師って可能性もあるね。あの二人に聞きに行こうか…
そう思い、体育館の方を見ると普通の歓声より大きい声が聞こえた…何かあったのかな?興味ないけど
……というか、また不法侵入してる奴がいる。銀髪…ん?確か転校生の写真の人の髪も…
はぁ……あの転校生…猫が威嚇するような殺気を出して何を見てるのか分からないけど……この学校に入学するのならちゃんとルールを守ってもらうようにしないと
近々、ルールを説明しに行かなきゃね。もちろん、真面目に授業を受けていない奴を探し出して一緒に咬み殺すけど
風琳「でも、平和が1番だよね。この先何も問題がなければいいけど…」
そう言いながら、僕は空に浮かぶ雲を見上げ図書室へと向かった
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