検索窓
今日:19 hit、昨日:28 hit、合計:22,501 hit

疾風09 ページ11

休日が終わって月曜日になり

夜が明ける前から僕はししおどしの音を聞きながら茶室で茶をたて飲んでいた。うん、朝から苦いものは美味しいね

茶碗を洗い、立ち上がり廊下を歩いて新聞を取りに行く。それから台所に行き朝ご飯を作るのだけど…


風琳「珍しいね。恭…君がもう起きてるなんて」

恭弥「今日は持ち物検査の日だからね」

風琳「あぁ、そっか」


風紀委員は毎週月曜に持ち物検査をやっている。理由としては、休みの日にハメを外す馬鹿がたまにいるから


風琳「頑張ってね、僕は見てるから」

恭弥「何言ってんの。風琳は昨日負けたんだから僕と行くんだよ」

風琳「……だから、昨日いきなり勝負を仕掛けたんだね」


そう、日曜日で休日という事で生徒会の仕事から解放されていた時に恭に攻撃を仕掛けられた

そのまま道場に行き戦闘をしたが、素手の僕が不利な状況で負けてしまった

僕と恭は【勝負に負けたら言うことを一つ聞く】というルールを作ってる。…今回は、恭が勝ち…その命令が……委員会の仕事を手伝うこと、ね


風琳「分かったよ。とりあえず早く食べて支度しよう」

恭弥「うん、今日の弁当は?」

風琳「おろしハンバーグだよ、応接室に電子レンジあったから温めてから食べよう」

恭弥「うん」


それから無言で恭が用意したご飯を食べ制服に着替えた。制服って言っても昔の制服だよ

学ランを肩にかけ恭と共にまだ歩いてる人がいない外に出る。校門前に行けば既に風紀委員達が


「「委員長!会長!おはようございます!!」」

恭弥「うるさい」

草壁「すみません、委員長。お前ら、持ち場につけ」


……恭、いつの間に軍隊みたいにしたの?すっごい綺麗な整列をしたんだけど…


恭弥「風琳は、こっち。立ってるだけでいいよ」

風琳「知ってる、何回もやってるからね。それに……遅刻者を咬み殺す為に毎日立ってるからね」


ちらほらと部活をするために来る人達が見えてきて恭は校門付近に立ち、僕はそこから少し離れた所に立った

さて、メイクしてきた人がいたら水をかけなきゃね…そんな人、いないと思うけど

新入生の子達、お菓子とか持ってきてないといいな。全部没収されて恭の所に行くから

おかげで、検査がある日はお菓子を消費しながら書類整理をしてるんだから…太っちゃうよ。全く


「菓子を持ってくるな!没収だ!!」

「えぇ…!?」


……新入生、持ってくる人多そうで怖いな

標的10→←標的08



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.9/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
設定タグ:合作 , REBORN
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小町&夜野兎 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年4月11日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。