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リ
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若手の時に良くネタ合わせをしていた公園
Aもたまに一緒に来ては
俺らのネタを見てくれていた、
それなりに思い入れのある場所。
「 うわ懐かし〜、この公園、
まだあるんだ 」
リ「 よくネタ合わせ見てもらったよな 」
「 …うん、懐かしい。 」
聞きたいことはいっぱいあった。
なんで連絡もなしに辞めたのか
今まで何をしていたのか
けど、今のこいつに
どこまで聞いて良いのかが分からなくて。
リ「 正直、お前が生きててくれて
すげぇ安心した 」
「 なにそれ、私死亡説あったの？笑 」
リ「 そら急に連絡取れなくなるし
心配なるやろ 」
「 どーもどーも、ありがとうございます 」
世間話すら躊躇ってしまう、
この関係がもどかしくて。
「 ごめんね、色んな人に心配かけたよね 」
「 清水も盛山も、相変わらずやな 」
「 私な、この辺に引越ししててん 」
「 清水知っとる？ドンキって何でも売ってんねんで 」
「 服も食べ物も日用品なんでも売ってんねん
凄ない？？ 」
リ「 …強がんな、 」
その震える手と
握ったペットボトルがへこむ音。
その日初めて合わせてくれた目からは
大粒の涙がこぼれ落ちていた。
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作者名：ゆぽる | 作成日時：2022年7月20日 22時
