「Dグレ」兎の彼女は大変です (ページ50)

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episode49 ページ50

ブックマン「馬鹿もんお前らいつまでグズグズやっとるか！！！」

ラビ・リリィ・クロウリー「！！！」

ブックマン「なぜ『木判』を使わんのだラビ！！」

ラビ「そっか‥その手があったさうわオレって何てバカなんかな」

ブックマン「ド馬鹿が！！！」

ラビ「言い過ぎだぞパンダ‥クロちゃん耳かして！！」

クロウリー「ふむなるほどな。だがこの不安定な足場では‥‥」

ラビ「できなきゃこのままポッチャンさ」

クロウリー「はっそんな無様な死など！」

ラビ「リリィ‥心配かけてごめんさ‥他のみんなを頼んだ！！」

リリィ「うん‥2人は上空のアクマに集中して！これ以上被害が出ないように頑張るから！！」

ラビの言葉に笑って頷くリリィ‥

ラビ「ああ‥リナリーが戻ってきた時船が無いんじゃカッコつかねェふんばろうぜっ」

その時大きな揺れとともに船が浮上した‥

リリィ「えっ！！船が！？」

クロウリー「好都合っ」

ブックマン「いけラビ！！！叩き墜とせーーーー！！」

ラビ「イエッサァ！！！木判‥天地盤回」

リリィ「(『木』は攻撃系の判じゃない‥あれはラビのイノセンスが持つ特殊系ーー自然物限定に影響を及ぼし操作する判‥)」

そしてラビが天を指差し‥

ラビ「どいてくれ雲よ」

クロウリー「(いた！！)四時の方向」

ラビ「オッケィ行ってこいクロちゃん！！」

ラビが鉄槌でクロウリーを上空に飛ばす‥

その後‥空から紅い雪が降ってきた‥

リリィ「紅い雪だ‥」

クロウリー「“紅”‥“血なまぐさい”雪か‥いいな」

そう言ってばったーんと倒れるクロウリー‥

リリィ「大丈夫！？クロウリー！！」

ミランダ「アクマの血吸ってこなかったんですか！？」

クロウリー「だ‥だまれ‥」

その時ずっと向こうの海で爆発みたいな光が‥

ラビ「あの方角は‥リナリーか‥」

リリィ「光が‥消えた(リナリー‥？)」