「Dグレ」兎の彼女は大変です (ページ46)

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episode45 ページ46

リリィ「！？リナリー‥どうしたの‥‥っ！」

立ち上がろうとするリリィだが体力消費が激しかったのか力が入らず座り込む‥

ブックマン「馬鹿者‥まだ動くな」

ラビ「リリィはここにいろさ‥オレが行ってくる」

そうしてラビとリナリーは光った方へ行ってしまった‥

数刻後‥

使者が来たと連絡を受けたラビとリナリーが戻ってきた‥

ウォン「お久しぶりでございますリナリー様」

リナリー「！あなたは‥アジア支部員の‥」

ウォン「ウォンにございます取り急ぎ我ら支部長の伝言をお伝えに参りました」

ラビ「伝言？」

ウォン「こちらの部隊のアレン・ウォーカーは我らが発見し引き取らせて頂きました」

リナリー「本当に‥！？」

ウォン「はい」

リナリー「彼は‥アレンくんは無事なの？お願いウォンさん今すぐアレンくんに合わせて」

ウォン「あなた方は今すぐ出港なさってください。アレン・ウォーカーとは中国でお別れです」

リリィ「‥リナリー‥」

ウォン「辛いと存じますがお察しください」

ラビ「リナリーお前もティムのメモリーを見ただろあいつは左腕を失ったんだ。あの時点でどのみちアレンはエクソシストじゃなくなった‥オレ達は進まなきゃならないんだ」

アニタ「ですが私共の船は昨夜の戦闘でひどくやられました今すぐとはとても‥」

ウォン「心配御無用本部から新しいエクソシストがこちらに来ております。彼女がいれば出港できるでしょう」

ラビ「え？」

リリィ「！！あっ‥」

ウォン「彼女‥ミランダ・ロットーなら」

ミランダ「みなさん少し下がっていてください」

ミランダはそっと船を見上げる‥

ミランダ「(落ち着いて‥あの置時計から造られた私の対アクマ武器ーー“刻盤”イノセンス発動！！)対象空間を包囲確定！これより私の発動停止まで秩序を亡失し時間回復します【時間回復】！！！」

みるみるうちに船が元に戻っていく‥

ミランダ「(よかったできた‥)」

リリィ「改めて見るとやっぱ凄いなぁー」

リリィ以外の人達は驚き過ぎて言葉すら出なかった‥