「Dグレ」兎の彼女は大変です (ページ44)

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episode43 ページ44

港‥出港準備中‥

アレン「ティムキャンピーこの海の先に師匠がいるのか？‥できればあの国には行きたくなかったのになぁバカ師匠‥‥これで死んでたりしたら恨みますよ」

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リナリー「今‥なんて‥？」

アニタ「8日前旅立たれたクロス様を乗せた船が海上にて撃沈されたと申したのです」

ブックマン「確証はおありか？」

アニタ「救援信号を受けた他の船が救助に向かいましたですが船も人もどこにも見当たらずそこには不気味な残骸と毒の海が広がっていたそうです」

アレン「師匠はどこへ向かったんですか沈んだ船の行き先はどこだったんですか？僕の師匠はそんなことで沈みませんよ」

アニタ「‥‥‥‥そう思う？」

ラビ・リリィ・ブックマン「‥‥‥」

アレンの言葉に涙を流しながらアニタが言う‥

ラビ・リリィ・ブックマンは黙って目を合わせていた‥

アニタ「マホジャ私の船を出しておくれ」

マホジャ「はい」

アニタ「私は母の代より教団の協力者として陰ながらお力添えしてまいりました。クロス様を追われるなら我らがご案内しましょう。行き先は日本ーー江戸でございます」

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船の上で海を見ていたアレンの左眼が反応する‥

アレン「！(アクマ！？どこから‥！？)」

遠くの空から何かが近づいてくる‥

アレン「みんな！！アクマが来ます！！」

リリィ「！？嘘でしょ‥なんて数！！」

ラビ「オレらの足止めか！？」

マホジャ「迎撃用意総員武器を持て！！」

クロウリー「ウウ‥歯が疼く‥！！」

「「「「「「(イノセンス発動！！)」」」」」」

アクマの撃退を始める一行だったが‥

アレン「何だ‥？」

リリィ「どういうこと‥？」

ラビ「何やってんだこいつら‥船を通り越してくさ‥！？」

アレン「どうして‥‥‥！？うあっ‥！！」

ラビ「アレン！！」

アレンに気づいたアクマがアレンを連れて行く‥

ラビが伸で追いかけようとするが他のアクマに気づかれアニタ達人間にも気づいてしまった‥