「Dグレ」兎の彼女は大変です (ページ22)

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episode21 ページ22

アレン「イタタッ‥‥ラビ‥気をつけてくださいよ‥」

ブックマン「まったく‥壁を突き破るやつがあるか」

意識の戻ったアレンとラビに説教をしていたブックマンが言う

ラビ「そんな怒んなくてもいいだろー」

リリィ「ラビが学習しないからでしょ‥‥アレン大丈夫？ケガしてない？」

ムスッとむくれているラビにリリィが言いアレンに駆け寄って行く

リリィ「本当に平気？」

アレンにケガが無いか確認していくリリィ

アレン「はいそれより目が覚めたんですね！よかった‥‥‥‥ん？‥‥えっ‥」

「どうしたのアレン」と言うリリィの声を聞きながらアレンは何か熱い視線の感じる方を見た‥

そこには‥目をハートにして熱い視線をリリィに送るラビの姿が‥

アレン「ラ‥ラビ‥？」

ラビ「リリィ～♡目ェ覚めたんさ～♡」

リリィ「うん心配かけてごめんね」

ラビ「全～然～平気さ～♡」

一瞬でリリィの所に移動するラビ‥

初めて見る光景にアレンは戸惑いを隠せない‥

アレン「へ‥？何コレ‥？」

リナリー「そっかアレンくんは知らないんだった」

ブックマン「すまんの‥あやつ等はいつもの事だ‥」

リナリー「前に言ったでしょリリィには教団に来る前からラブラブな彼氏がいるって」

アレン「ま‥まさか‥っ」

リナリーの言葉にアレンはお互いを見つめ合い熱い視線を送り合うラビとリリィを見る‥

コムイ「そのまさかだよアレンくん」

リナリー「リリィの彼氏はラビなの」

アレン「え‥‥えーーーーーーっ！！！！」

笑いながら言うコムイとリナリー‥

アレンの驚愕の声は病院中に響き渡った‥

数刻後‥馬車の中‥

コムイ「それじゃあ任務について話すよいいかい2人とも？」

アレン・ラビ「はい‥」

まだ怒っていたブックマンに正座をさせられているアレンとラビにコムイが言う

コムイ「先日元帥の1人が殺されました」

リリィ「えっ‥元帥が‥」

コムイ「殺されたのはケビン・イエーガー元帥。5人の元帥の中で最も高齢ながら常に第一線で戦っておられた人だった」