「Dグレ」兎の彼女は大変です (ページ3)

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episode2 ページ3

ブックマン・ラビと別行動して3日後‥

マテール行きの列車内‥

リリィ「えぇー！！もう終わった！？」

ゴーレムから連絡を受けたリリィが叫ぶ

《そーなんだよ～ごめんね～》

コムイの軽い謝罪がゴーレムを通して聞こえる

リリィ「‥はぁ‥もうマテールに着いちゃうよ」

「教団に直接帰った方がよかったんじゃ‥」とうなだれるリリィ‥そんなリリィにコムイが告げる

《あー大丈夫だよリリィはそのままマテールへ向かっちゃって～代わりに伝言頼んでもいいかな》

数刻後‥マテール到着後‥病院‥

リリィ「(確か‥この病院のハズだけど‥)あっ‥すいません！！」

コムイから神田が療養しているという病院に到着したリリィは看護婦に声をかけた‥

医者「ちょっとちょっと何してんだい！？」

リリィ「ん？」

看護婦さんに言われた病室に近づくと医者の焦った声が聞こえた。リリィは病室を覗くと‥

リリィ「‥はぁ‥何やってんだか‥」

病室では神田を医者が必死に止めていた‥

神田「俺は帰る金はそこに請求してくれ」

医者「へ？ダメダメ！あなた全治5か月の重傷患者！！」

神田「治った」

医者「そんなワケないでしょ！！」

神田「世話になった」

そういって神田は包帯を医者に投げ渡し病室を出ようとすると‥

神田「！？‥なんでここにいる‥‥怪力女‥」

リリィ「‥誰が怪力女よ‥っ」

病室の入り口付近に腕を組んでもたれかかっていたリリィに神田が尋ねる‥

リリィ「‥はぁ‥コムイから伝言頼まれたの‥歩きながら説明するから‥新人さんの所に連れてって」

数刻後‥

神田「あそこだ」

神田が指差す先には白髪のエクソシストがいた‥

リリィ「‥あの子が‥」

神田「何寝てんだしっかり見張ってろ」

リリィ「はじめまして‥アレン・ウォーカーくん」

アレン「！？(神田と‥誰だ‥)」

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神田はリリィを【怪力女】と呼んでいます

理由はイノセンスを発動した際に拳で壁や地面を簡単に破壊してしまうからです。