「Dグレ」兎の彼女は大変です (ページ17)

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episode16 ページ17

数日後‥病院‥

コムイ「大変なことになったねラビ誰も入ってこないように見張っててよ」

ラビ「ヘーイ」

アレン「‥‥ん？」

コムイ「あれ？や目が覚めちゃったかい？」

アレン「コムイさん！？え？ここどこ！？」

コムイ「ここ？病院だよ。街の外で待機してた探索部隊から『街が正常化した』との連絡を受けたんだ。任務遂行ご苦労だったね」

アレン「街が‥！？」

コムイ「ミス・ミランダもさっきまでここにいたんだけどスレ違っちゃったね」

アレン「てかコムイさんは何でここに‥」

コムイ「もちろんアレンくんを修理しに♡」

アレン「‥‥‥マジで？」

コムイ「実はねこれから君達には本部に戻らずこのまま長期任務についてもらわなきゃならなくなったんだよ。詳しい話はリナリーやリリィが目覚めた時に一緒にする」

アレン「！リナリーもリリィもまだ目覚めて‥！？」

コムイ「神経へのダメージだからね‥でも」

ラビ「大丈夫っしょー今ウチのジジイが診てっからすぐもとに戻るよ」

アレン「！？」

ラビ「ラビっすハジメマシテ」

アレン「‥はじめまして」

数刻後‥

ブックマン「これは奇っ怪な‥潰されていた左眼が再生し始めている」

アレンを治療しにきたブックマンが言う

ブックマン「まだ何も見えないだろうがしばらくの事だろう。この速さならば3・4日も経てば元に戻る私の針は必要ない。『呪い』だそうだな」

アレン「昔アクマにした父から受けた傷です」

ブックマン「アレン・ウォーカー『時の破壊者』と預言を受けた子供だね。我らはブックマンと呼ばれる相の者理由あってエクソシストとなっている」

アレン「(！？ブックマン‥確かリリィも‥)」

ブックマン「あちらの小僧の名はラビ。私の方に名は無いブックマンと呼んでくれ」

そうして差し出された手を握るアレン

アレン「あの‥リリィも‥ブックマンって聞いたんですけど」

ブックマン「ああ‥同行させたが迷惑はかけなかったかの」

アレン「そんな‥迷惑なんて！むしろ助けられてばかりで‥」

ブックマン「リリィの事なら気にするな」

ラビ「そうそうリリィは強ェから気にすんなさ」

アレン「‥はい」