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「セフン…？」
無我夢中で抱きついてたら
ふわっとセフンが抱きしめてくれて
「…その顔反則なんだけど。」
ここにいると目立つから
そういって私の腕を引っ張って
人が誰も来ないような日陰に移動してくれる
「落ち着いた？」
優しい手つきで頭をなでられる
「うん…っ」
言葉とは裏腹に涙と嗚咽が出る
「止めてあげようか？」
そう言ってニヤリと笑うセフン
「どうやって…」
「こーやって」
___チュッ
「んっ…」
ちゅっと一瞬触れるようなキス
しかもわざと音が出るような
「顔、真っ赤(笑)」
「ーっ！なにすんの」
「早く涙止まるようにおまじない」
ジッーと見つめられて
思わず顔をそむける
「俺とのキス初めてじゃないだろ？」
顔を覗き込みながら言われて
ボンっと顔が沸騰しそう
「事故、事故だもんっ」
そう言い切ってセフンの顔をみると
どこか余裕がある顔でクスっと笑っている
「なら、事故じゃないキスしてやるよ」
親指で唇をソッと触られて
体がビクッとする
「んふっ…」
セフンの顔が近いてきたかと思うと
ちゅっと甘いキスをされる
「ん…ぅ…」
何度も何度も噛み付くようなキス
「…口開いて」
そう言われる前にも限界で
少し呼吸のために唇を開くと
「んううっ…んっ」
セフンの舌が滑りこんで
私を絡めとる
「んっ…せふ…んっ」
ちゅっ
ちゅっと甘い音と
「んっ…」と自分から漏れる甘い声に
頭が真っ白になって
「ん…あっ」
激しくて長いキスにだんだん体の力が抜ける
「せふ、ん、もう…」
「ふっ…(笑)もう、限界？」
やっと唇が離れたかと思うと
頭がボーッとして働かない
「っはぁ…」
「もう事故なんていわせねーよ？」
クスっと甘い笑みを浮かべるセフンの顔は
不覚にもかっこよく見えてしまった
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まな(プロフ) - この物語おもしろいですね！！気になったんですが…あるケータイ小説に似てるな〜って思ったんですけど違いますか？？ (2015年8月15日 9時) (
レス) id: cfb51dbb9e (このIDを非表示/違反報告)
ニョルニョル61 - この話面白いです！続きがとっても気になります。更新楽しみにしてます。ファイティン！！ (2015年7月31日 7時) (レス) id: 6b995e5426 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅ | 作成日時：2015年3月8日 16時
