私が授かったのは、波留との子どもでした…。

＊18話＊ ページ19

side波留





なんで。



なんでだよ。




なんだよ。




”Aだけが危険な状態,,って。









「…ぃ！……る！！…波留！！！！」



波「な、夏樹…。」



夏「泣いてんじゃねーよ！速く病院行くぞ！」



は？泣いてる？




俺が？




ポタッ_______



本当だ…。



なぁ、



また、お前は離れてくのか？






俺に何も言わないで。








いつの間にか着いてた病院…。


夏「手術室はどこですか？」




看「ぇっと…。」



波「千崎です。」




看「ぁ！こ、こっちです！！」






《手術中》





波母「波留！！
（人2）くんは無事なんだけど…、
Aちゃんが…。」



波「A…。」



俺一人じゃ、



（人2）育てられねーよ。



お前がいなきゃ、



波「意味ねーんだよ…！」



3人で幸せになるんだろ？


だから、





生きろ…。









【ウィーン】



波母「先生！Aちゃんは！？」





先「一命は取り留めました。


今は麻酔で眠っているので。


一時したら、おきますよ…。」









波父「波留！！Aちゃんは！！？
大丈夫なのか！！？」



一番反対してた奴がよく言うよ笑笑





波「あぁ。大丈夫だよ。」



波父「そっか…。赤ちゃんは！！？」




波「二人とも大丈夫だって笑」




夏「よかったな…」



波「夏樹…ありがとな…！」




夏「あぁ…。」




俺、こいつ居なかったらどーなってたんだろうな。笑笑




波母「あら！Aちゃん！おはよう！
もぅ、心配したのよ！
ほら、波留ーー！！
Aちゃん起きたわよー！」



波「病院だから、叫ぶなよ！」



って、怒りつつも、



笑顔な俺ってよっぽど幸せなんだなって

自分でも思う。←





これから、



3人…



もしかしたら、4人、5人って増えていくかもしれないけど、




お前と離れるつもりは、ない。







終わりじゃないですよヽ(；▽；)ノ

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