しおりが綴る二人の恋 BH-2 (ページ26)

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＊76-BH- ページ26

BHside

BH｢うまそ〜^^

いただきま…あちちっ!!｣

アツアツの米粒たちを思いっきり手の上にこぼしてしまった。痛てぇ…(泣)

BH「わ、、//」

いつの間にかAちゃんが、俺の火傷した手に冷たいおしぼりを当ててくれた

「だ、だいじょうぶ…?」

BH「ごめん…零しちゃった、」

｢ううん、熱すぎたね、ごめんね…｣

すごく心配そうな顔。そして、俺の手を頑張って包み込んでくれてる小さな両手…それを見ると、すごく胸が締め付けられて

ジンジンする火傷の痛みが、高鳴る鼓動と重なる

｢あ、そういえば…｣

BH｢ん?｣

｢その…昨日、ごめんね…?｣

BH｢?なんで??｣

｢具合、悪いのに…くっついちゃって…｣

あ…雷のことか、

そんなの…Aちゃんの助けになれるなら、体調とか全く気にならなかったし

BH｢全然いーよ…むしろ頼ってくれて嬉しかった、^^

俺の事もーっと頼ってくれていいからね、Aちゃんのためだったらどんだけでも頑張れるから｣

嬉しそうに微笑んだAちゃんの可愛さにつられて俺も笑顔になりつつも、

…雷に何かあったのかな、トラウマとか…うーん、心配だけどまだそこまで踏み込んでいいのか分からない

まぁいいさ、これからはAちゃんが怖がってたらいつでも俺が駆けつけるから…

｢手、痛む…?｣

BH｢大丈…っ、｣

これ以上心配かけたくないのに…お匙を握ろうとするとヒリヒリする

｢…貸してくれる、?｣

BH｢うん…っえ、いいの!?｣

俺の代わりにおじやを掬って、丁寧に手を添えて口元に運んでくれた

…やばいせっかくのAちゃんの手料理なのにドキドキしすぎて味がわかんねぇ(泣)

…とその時、

(ガチャガチャ、)

KS｢ベクいるんだろ、大丈夫か…

…お邪魔だったみたいだな｢ちょっとギョンス無表情でドア閉めないで(泣)!!｣

ギョンス…家が割と近いから、母さんが入院中は時々合鍵を使って様子を見に来てくれるんだけど…それで今もきっと心配してきてくれたんだろうけど…

それがちょうどAちゃんに”あーん”をしてもらってる時だとは…(泣)