しおりが綴る二人の恋 BH-2 (ページ23)

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告白って…どういう…、?

BH｢…Aちゃん、俺のカバン取ってくれる…?
ん、ありがと…｣

ゴソゴソ、と中を探ると、一冊の本を取りだして

BH｢これ…今日俺のせいで本借りられなかったでしょ、だから…勝手に選んどいた、ごめんな…?｣

｢そんな、むしろありがとう…、!｣

お礼は言いつつも突然のことに戸惑ってると、ふぅ…と深呼吸したベッキョンくん

BH｢Aちゃん…いつもの、してくれる…?｣

”いつもの”…?あ、しおりかな…

ペラペラ、とページをめくると、2枚のしおりが見つかって

1枚は、

"俺のとこも夏休み始まるよ!!
夏休み一緒にどこか行きたいなぁ〜空いてる日あったら、教えてほしい!あと今日はほんとに迷惑かけちゃってごめんね、!"

…という私が送ったしおりへの返事だった

そして…もう1枚は…

"好きです、
俺と付き合ってください"

カチン、と一瞬時が止まった気がする。

そ、そんな…そんなわけ、ない…

でも…目の前のベッキョンくんはすごく真剣な顔。

BH｢さっき取られたくないって言ったの…そういう、意味…です、｣

｢え…っ｣

BH｢俺…友達として、だけじゃなくて…女の子として、Aちゃんが好き…です、｣

｢う…そ…、｣

BH｢嘘じゃない、ほんと…

もう友達の関係じゃ我慢できない…そんくらい、好き…、｣

嘘じゃない、と言ってくれても…
あまりにキラキラしてるベッキョンくんが、常に日陰にいる私を好きでいてくれてるというのがどうしても理解できなくて

しばらく何も言えないでいると、頭をポンポン、と撫でてくれるベッキョンくんの温かい手

BH｢その…、無理しなくていいからな…?俺の一方的な気持ちだし…ごめん、こんなタイミングで…｣

｢ち、違うの…!｣

BH｢ん…?｣

｢嬉しいの、っベッキョンくんが大好きだから…でも｢ちょちょちょっと待って!!｣

BH｢え…俺の事、好き…?てか大好きって…ほんと!?｣

改めて言い直されると恥ずかしくて、顔を隠すように頷いた

BH｢…やべぇほんと可愛い、｣

｢へ…っ//!?｣

ベッキョンくんの両手が私の頬を包んで上げて、強制的に目が合う角度になってしまう

BH｢Aちゃん…俺の…彼女になってくれる、?｣

｢…、｣

BH｢…それは、ちょっと違う?…ほんとに無理しなくていいから｢そうじゃなくて…、っなんで…私なんかに…｣

私なんか…ベッキョンくんに、釣り合わなすぎる…