しおりが綴る二人の恋 BH-2 (ページ19)

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くすくす笑いながらもう1度膝に乗せて、片方の腕で落ちないように支えてくれた

BH｢俺は大丈夫だよ、Aちゃんがそんなに震えてる事の方が心配だし。だから遠慮せずおいで、?｣

｢あ、ありがと…っ｣

BH｢でもまぁ雷よりびっくりしたよな、ごめん(苦笑)｣

｢ううん、その…っすごく、ありがたいの、でも…、私の言い方が悪くて…ごめんね、?｣

BH｢分かってるよ、大丈夫。

最初はこういう強引なことしちゃった時とか、引かれてないかな〜って不安な時もあったけどさ、これだけの関係性築いてきたんだから。もうAちゃんの気持ち何となくわかるようになっちゃった〜(笑)
お友達になってからまだそんなに経ってないのに、不思議だね^^*｣

そんな言い方されたら…平静を装ってたいのに、勝手に胸が嬉しくなってしまう…
とはいえまた雷鳴が聞こえたら身体が強ばってしまって

『ゴロゴロ…』

｢うぅ…っ｣

BH｢あ、ごめんな、ヘッドフォン…あったあった、これつけて、大丈夫だから、な?｣

大音量のヘッドフォンに、振動を感じにくいベッキョンくんの膝の上。
ベクくんの胸元に軽く顔を押し付けさせてくれてるから、稲光もあまり見えなくてすごく安心できた

あれ…ベッキョンくんの鼓動がすごく早い。
もしかして具合悪くなってるんじゃ…

慌てて顔を上げたら、真っ赤な顔をしたベッキョンくんと目が合って
気まずそうに微笑むと、ヘッドフォンが少し浮かされた

BH｢今雷少しましになってるから今のうちに寝ちゃおっか、｣

｢あ、ありがと…っごめんね、…体調悪い時に…｣

BH｢…どうせ俺今きっと顔赤いんでしょ(苦笑)?Aちゃんが心配してくれてるだろうから白状するけどさ…
結構ドキドキしちゃうわ、この体勢(苦笑)
だから具合悪くなったわけじゃないかんな、心配しないで//!｣

え…?

BH｢あーっもうこれ以上俺の間抜け面見んなよ〜っ(苦笑)//｣

ベッキョンくんに冗談で目隠しされた目の辺りがものすごく熱く感じる。

BH｢何かあったら遠慮せず俺の事起こしてね…おやすみAちゃん、｣

｢お、おやすみなさい…、｣

2人で同時に布団に潜り込んで、
もうおやすみって言ったのにしばらく見つめ合ってた

でもいつのまにかまぶたが重くなって、寝てしまってた