しおりが綴る二人の恋 BH-2 (ページ18)

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私がシャワーを出たあとでベッキョンくんも入って、
出てくるなり私の格好を見てふふって笑った

BH｢袖こんなに余るもんなの(笑)?ジャージぶかぶかでほんと可愛い〜な〜♪｣

｢え、あ、そ、そんな…//｣

BH｢ふふ^^*はい、暖かいお茶どーぞー｣

ソファに並んで淹れてくれたお茶を飲みながらも、今のこの状況に実感がわかなくてソワソワして

早く現実として受け止めようと何となくじぃっとベッキョンくんを見ていたら、

『あすの天気は『ゴロゴロゴロ…!!』

｢…っ!?｣

BH｢んっ、どしたAちゃん、

…大丈夫!?びっくりしたな、よしよし、落ち着いて…｣

テレビの音をかき消す雷鳴…思わず体がビクッとなって腕にしがみついてしまったのに、ベッキョンくんはそれ以上何も聞かずに背中を摩ってくれた

…どうしても雷がなる度、身体の震えが止まらなくなってしまう…こんな時に限って…どうしよう、

BH｢…あ、そうだ…ヘッドフォンここにあるはず、そんでから…｣

左手でゴソゴソと箱を探るベッキョンくんの右手に腕を引かれたと思ったら、

BH｢これで振動もましじゃないかな…?｣

ベッキョンくんの膝の上に乗せてくれた…あれ、すごく安心する…

って、だめだめ…!!

｢ご、ごめんね…?大丈夫、だから…｣

病人の膝に乗るなんてだめだよね…そんなことさせられない、もうこの年なんだからこのくらい自分で耐えられないと…

BH｢あ…っご、ごめん、そりゃ嫌だよな…｣

…え!!?

ベッキョンくんは悲しそうに俯いてて、箱をゴソゴソしてた手もだらんと力を無くしてる。

ち、ちがう、そんなわけない…!!

｢っ、違うのっ、ただベッキョンくんの具合が｢へへっはいひっかかった〜捕まえた〜Aちゃん優しすぎ〜(笑)｣

あ…だまされた…(汗)