しおりが綴る二人の恋 BH-2 (ページ12)

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BH｢あ…なんか…俺Aちゃんに呼ばれて…寝ぼけて返事したような…?あれ、夢とごっちゃになってんのかな

…Aちゃん?おーい、(笑)｣

目の前で手をヒラヒラされて、はっと我に返った。
…ベッキョンくんに握られてる方の手に意識が集中しすぎてた…(汗)

｢あ、ごめんね(汗)

えっと、呼んだのは、ほんとだけど…、でも、まだ寝てて…?起こしてごめんね、｣

BH｢??全然大丈夫だけど、何で呼んでくれたの?｣

｢その…ごはん、できたから｢食べる!｣ …わ、分かった…!｣

BH｢ん…っ

あ、ありがと…(笑)//｣

体を起こすときに辛そうだったから、心配で背中に手を添えただけなのに

BH｢身体辛い時に1人じゃないのって…てかAちゃんがいてくれるって、ほんと幸せだな…｣

なんて呟くように言って俯いた横顔が心底嬉しそうで、胸がぎゅうっとなった。

BH｢いいにおい〜…って、え…!?

Aちゃんすげぇな…!!｣

ベッキョンくんが心配で…栄養を考えてるとあれもこれもってなって、何種類かのタレを作って添えた湯豆腐やら野菜スープやら、りんごのコンポートやら…品数がかなり多くなった

でも全部喉が痛くても食べられるようなものにしたし、ベッキョンくんがまた気を遣って無理しないように少なめの量を出したつもり…少しでも元気になってくれたらいいな、、

BH｢ありがとな、2人分なのにこんなに色んな種類作ってくれて…

いただきまーす!｣

目をきらきらさせて湯豆腐から頬張るベッキョンくん

BH｢あーっうめぇ…!!

Aちゃん絶対いいお嫁さんになるね、｣

｢…っ//｣

さっきのデジャブが…(汗)つい目に見えてビクッとしてしまった私に、ベッキョンくんはきょとんとしてる

BH｢え…どしたの、?｣

｢あ…なんでも…、｣

BH｢なになに気になる!｣

｢その…さっきベッキョンくん…同じようなこと言ってくれてたから…
あ、もちろん寝言で…!｣

そう言うと、
今度はベッキョンくんがさぁーっと音を立てるように赤くなって

BH｢え…っまさかあれ口に出して…//!?

わーほんと何やってんだよ俺!!気持ち悪いと思わないでね(泣)!!｣

そんなこと思わないけど…でもすごく動揺しちゃったな…(汗)//