バツイチ女の恋事情。 (ページ34)

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EP34. 気になる SE ページ34

今日は久しぶりの休みだった。

だけど会いたい人がいて、気がついたら事務所まで来ていた。

『何処にいるかな～』

事務所内をうろちょろする。

そんな時見つけた。彼女を。

『ヌn....』

声を掛けようとしたとき、彼女は帽子を深かぶりした男に腕を引かれて会議室に入っていった。

『....ヒョン？』

あの黒色のワークキャンプ。
見ただけで分かる、チャニョリヒョンだって。
あの帽子はヒョンのお気にいりだから。

俺はゆっくり会議室に近づいた。

ドアはモザイクガラス。
ただ明かりがついている事しかわからない。

やっぱり会議室とあって中で何を話してるのかも聞こえるわけがない。

どうしてもどうしても気になって仕方がない。

ヌナとヒョンはスタイリストと歌手と言う関係。
だけどさっきみた光景からはそんな風には見えなかった。

2人の間には何かがあるのか......？

そんな事を思ってしまう。

ドアを開けたくて仕方がない気持ちもあったけどそんなことはしなかった。

ガチャッ

あれから10分ぐらい経ったのか、ドアが開きヌナが出てきた。

そしてヌナはまたさらに廊下の奥の方へと消えて行った。

そんなヌナの後を付ける俺。

俺ってどれだけ暇人なんだよと我ながら思ってしまう。

ヌナがまた別の会議室に入った数分後、ドアを開け部屋に入った。

『あ、ヌナみっけ』

そこにはたくさんの衣服と

「ん？セフンくん？どうしたの？」

少し悲しそうな顔をしたヌナが居た。

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