バツイチ女の恋事情。 (ページ23)

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EP23. 突然のご訪問ページ23

ガチャッ

ドアを開けるとそこにはオッパが立っていた。

「チャンミンオッパ！」

『よ、A』

チャンミンオッパは実の兄。
只今28歳ですが未だに彼女がいません。

毒舌でドSの兄だが、思いやりがあってかつツンデレ。

オッパを中に入れた。

「今日はどうしたのこんな朝早くから」

『どうしたのじゃないだろ。昨日呑み会だったんだろ？』

「え、なんで知ってるの」

『電話した時周りの騒つき方で分かった。それであれだろ？お前電話に出るなり酔い潰れたんだろ』

「...」

図星。
こんなにズバズバ当てられて少し恐怖に襲われる。

『お前酒臭い。風呂もまだだろ』

「うん、まだ」

『早く入ってこい』

「はーい」

チラリと自分の部屋のドアを見て浴室に向かった。

チャニョル大丈夫かな.....？
オッパ部屋入ったりしないよね？
... まぁ大丈夫か。何とかなる！...多分。

心は不安で一杯の中私はシャワーを浴びて部屋着を着てリビングに出た。

リビングに出るなり美味しそうな香りがする。

「んー美味しそうな匂い」

『酔い覚ましにもやしスープ作ったから食べな』

ダイニングテーブルに運ばれてきたもやしスープ。

「ん！さっぱりする～」

久しぶりに飲んだオッパのスープ。
懐かしい味だ。

「オッパ今日仕事は？」

『今日は昼から』

「そっか」

オッパはジムを経営している。
単に体を鍛えるのが好きなんだと...。まぁ、私も好きだけど...。
お陰でオッパの体脂肪率はアスリート並み。

『仕事何時から』

「今日は９時からだよ」

『ふーん、そう』

オッパが家に来ることはあまり珍しくない。
１ヶ月に１回は必ず来る。なぜかは知らないけど。

スープを飲み終わり、仕事に行く準備をした。

準備が終わりリビングに行くとオッパはソファーに座っていた。

『支度できた？』

「うん、仕事行ってくる」

するとオッパは立ち上がった。

『送っていく』

そういって玄関のほうに行ってしまった。

『先に車回してくるな』

「わかった」

オッパが出た後、私も戸締りをして家を出た。

彼をあのまま放置したまま...。

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