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すると、すごい勢いで開く楽屋の扉。そこを見ると、ベッキョニヒョンとチャニョルヒョン、チェンヒョンがいた。恐らく廊下で泣いて楽屋から出てきたAとすれ違ったのだろう。そして俺たちの雰囲気ですぐに分かったのか、三人は険しい顔をする。
BK「…Aに何があった？」
鋭い視線でそう聞く、ヒョンに誰も答えられない。俺が答えなくちゃ。
TY「…話します。だけどその前にAのところに行ってあげてください。きっと一人で泣いてる…」
「「っ……！！」」
そう言うと、ベッキョニヒョンとチャニョルヒョンは走って楽屋から出て行った。一人残ったチェンヒョンは俺らを見て少しほほ笑んだ。
CH「うちの子がお世話かけてごめんね。…テヨン、ユウタ。後で連絡するからそろそろ帰る準備して、みんなで打ち上げに行っておいで。僕たちは遅れるかもしれないけど…。今日はみんなお疲れ様〜」
そう言ったヒョンに挨拶をする。にっこりしたヒョンは楽屋を出て行った。
そしてようやく動いたメンバー。再びガヤガヤとなる楽屋に一人息を吐く。するとポン、と肩に乗る誰かの手。隣を見るとユウタが少しほっとしたような顔をしていた。
YT「遅かれ早かれ、…こうなってよかったのかもな。これでAもやっと泣ける。やっとヒョンたちを頼るんじゃない？」
TY「…そう、かも。でも、俺酷いこと言った…」
YT「いや、テヨンのその一言がなかったら、もっと大変なことになってたかも。あの時のA、焦点が合ってなくて怖かった。…俺なんか、何も出来んかったからな」
そう言って軽く笑うユウタに感謝する。
こうなってよかった、か。そうかもしれない。これがきっかけになってあの子の捌け口ができたのなら、少しでもあの子の背負っているものが軽くなるなら。
あ〜、でもEXOヒョンたちには怒られるかもな。ヒョンたち過保護だし。
そんなことを思いながら、ヒョンたちからの連絡を待ちながら打ち上げに参加した。だけど、ヒョンたちが打ち上げに来ることはなかった。
side end
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waka(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😵 (2021年10月22日 0時) (
レス) @page39 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - トントン誰ぇぇぇぇ😱 (2021年10月19日 18時) (レス) @page37 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
мoмi(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございます！ぜひ楽しんでいってくださいね〜。だんだんと事件の真相が明らかになってきますので…！ (2021年10月19日 15時) (レス) id: f57a143d4b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - うぉーーーー！！！?は誰なんだァァァ 続きが楽しみ (2021年9月6日 20時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
мoмi(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます！もちろん更新しますよ。物語も終盤になってきました。ゆっくりな更新になりますが最後までぜひお付き合いください！ (2021年9月6日 16時) (レス) id: f57a143d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：мoмi | 作成日時：2021年3月24日 11時
