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怖いくらいにあの目は、ジュヨンさんのことを恨んでいて。きっとその一心で彼女は動いている。あの子自身もそのことに気づいているんじゃないか。自分を見失いそうで、本当は泣きたいくせに強がって、きっと少しでも気を抜けば彼女は崩れてしまう。
そんな彼女に、俺は何もしてあげられない。
そのことが痛いくらいに分かって、辛い。気の利いた言葉もかけてあげられないし、彼女に同情することすらだめなんじゃないか、ただの知り合いの一人でしかない俺にそんな権利はないんだ。
はぁ、と吐いた息は思った以上に深くて。
しっかりしないと、と気合を入れなおす。大丈夫、Aにはヒョンたちがいる。俺がここまで心配しなくてもいい。
そう無理やり思って、練習に戻る。ズキ、と痛んだ心には気づかないふりをした。
＿＿＿だけど、Aの限界はもうすぐそこまで来ていたんだ。
それはSMTownLive当日。
たくさんのSMアーティストが一つの会場に集まって、舞台に立つ。普段は見られない先輩たちとのコラボや間近で見る先輩たちの圧巻のステージ。
それを見ながら、裏で慌ただしく動いているAを見かけた。
相変わらず、体は細くて。やっぱりご飯ちゃんと食べれていないんだ、と心配になるが話しかけることはできなかった。本当は話しかけたかったけれど、今日はそれどころじゃないから、自分の舞台のことを考えないといけないし。そう思って思考を振り払う。
そして、全ての公演が終わった。
結局、Aとは一切話す機会がなかった。彼女はEXOのマネージャーだからそれもそうなのだけど。…だけど、なぜかこの時の俺は嫌な予感がしていて。公演は無事に終わったのに、何か釈然としない感じ。
何なんだ…？と首をかしげているとNCTの楽屋が一気に騒がしくなった。どうやらヘチャンの家族が来てくれたようだ。
挨拶をして話に入る。ヘチャンの兄妹も来てくれていて、ヘチャンは恥ずかしそうにしながらも嬉しそうだうだ。
するとその時、また楽屋の扉が開いた。
「失礼します…。わ、」
TY「A！」
そこにいたのはAだった。突然のことで驚いたからか、Aを呼ぶ声が大きくなってしまった。誤魔化すように急いでAのところに駆け寄り、要件を聞く。
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waka(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😵 (2021年10月22日 0時) (
レス) @page39 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - トントン誰ぇぇぇぇ😱 (2021年10月19日 18時) (レス) @page37 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
мoмi(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございます！ぜひ楽しんでいってくださいね〜。だんだんと事件の真相が明らかになってきますので…！ (2021年10月19日 15時) (レス) id: f57a143d4b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - うぉーーーー！！！?は誰なんだァァァ 続きが楽しみ (2021年9月6日 20時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
мoмi(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます！もちろん更新しますよ。物語も終盤になってきました。ゆっくりな更新になりますが最後までぜひお付き合いください！ (2021年9月6日 16時) (レス) id: f57a143d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：мoмi | 作成日時：2021年3月24日 11時
