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YT「…テヨンさぁ」
TY「ん？どうしたのユタ」
YT「……や、何もないわ。それよか誰誘う？」
TY「まぁ、そんな大勢で行ってもね…。同い年なのは、ジェヒョンとウィンウィン？」
YT「そやなぁ」
TY「じゃ、とりあえずその2人でいいんじゃない？他の中国組も呼びたいけど、まだ韓国語不安だしね…」
YT「ま、そやな。じゃ、ジェヒョンらに声かけ行こ。」
TY「…ね、プレゼントって買ってないけどいいのかな？」
YT「………いいんやない？今日何が欲しいか聞けばいいだろ。」
TY「そっか。」
それだけ話すとちょうど練習室についた。中に入るとジェヒョンとウィンウィンがちょうど2人でいたので誕生会に誘うと二つ返事でOKを出された。
で、今に至るわけやけど……。
誕生会が終わった次の日。さっきまで、約束通り漢字と2人で話しをしていた。誰にも聞かれないように漢字が会議室を1つおさえてくれたみたいだ。
正直、びっくりしすぎてろくな言葉もかけてあげられなかった。この1年で妹と父親を亡くして……、よくあんな普通でいられる…………、いや違う、平気なフリをしてるんだ。誕生会に見せた涙が本当の漢字の姿だろ？なんでそんなに強がれるん？なんで………
それに、1番驚いたのは妹が亡くなったのは、、漢字のファンが暴走したから。韓国でいう、いわゆるサセン。…………そんなこと、あるのか？まして、そいつは韓国人だという。漢字からすれば全く予想のつかない事だっただろう。それに加え、お父さんの事故ももしかしたら故意だったかもしれないなんて……。
なんでそんな事が起きるんだ。
なんで、、、
JH「…ヒョン、ヒョン？ユタヒョン！！」
「え？あ、どした？」
JH「振り合わせするって………、どうしたんですか？ぼーっとして……」
「あ、いやなんもないで。ごめんごめん」
考え込んでいたら、ジェヒョンに声をかけられる。慌てて見渡すとみんな心配そうな顔をしてこっちを見ていた。特にテヨン。……あかんなぁ、今は集中せなあかんのに。デビューも決まったんやし。あ、そういえば漢字にデビュー決まったこと言ってなかったわ。後で言わな。
side end
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作者名：мoмi | 作成日時：2020年7月18日 11時
