なにひとつ消えない君を（JM） (ページ36)

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だけど、私にはまだ一つ気がかりなことがあるんだ。

『この前、朝から電話してたのって誰？』

JM「この前？」

『うん、さらんへって言ってた』

あれは一体なんだったんだろう。

JM「あー、あれ？

あれは、テヒョンだよ。」

『テヒョン？』

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うるさい電話の音で目が覚めると、テヒョンからの電話だった。

『なんだよ』

TH「お馬鹿さんはちゃんと伝えられたの？」

『なにを？』

TH「Aちゃんに好きだって」

『なんでっそれ知ってんだよ』

TH「そんなあからさまでばれないとでも思ったー？

それで、言えたの？」

『いや、』

TH「2人とも、僕の大切な人なんだから、幸せになってほしいな。

ジミンなら大丈夫、ちゃんと伝えるんだよ？」

俺たちのことをしっかりと考えてくれるいい親友。

『だけど、いいの？テヒョン、おまえ、、

TH「ジミナ、頑張ってね、愛してるよ。」

『うん、俺も、사랑해(愛してる)』

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