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夜のピクニック。 ページ5
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「ねぇ、ほんとに全部食べていいの？」
「いいよ。ふふ」
私の作った海苔巻きを頬張ってもぐもぐしているドンヘくんが可愛くて、つい笑ってしまった。
ドンヘくんがニコニコもぐもぐしているのを眺めていると、
「……ん！」
彼はもぐもぐしなから海苔巻きを一切れ手に取り、私の口に持ってきた。
「はい、Aヌナあーんは？」
差し出された海苔巻きをぱくっと口に入れると、
うんうんと満足そうに頷いたドンヘくんは「美味しいね！」と言ってまたもぐもぐ食べ始めた。
と思ったら、
「んぐ！！」
喉につまったのか苦しみだしたドンヘくん。
「だ、大丈夫？これ飲んで」
私は慌てて、水筒に入れて持ってきた卵スープをコップに入れて手渡した。
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作者名：しおぴー | 作成日時：2015年11月1日 2時
