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おんなじ気持ち。 ページ15
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―着いたよ―
メッセージを送ると、いつものようにすぐにおりてきてくれるAヌナ。
「お待たせ、あっ」
「久しぶり」
助手席に乗り込んできたヌナを、ぎゅっと強く抱き締めた。
「Aヌナ…すごく会いたかった……！」
「ドンへくん……見られたら大変だから」
「……うん」
ゆっくりと体を離してヌナの顔を見ると。
「でも……私も、会いたかった」
困ったような泣きそうな顔をして、俺の手をそっと握った。
なんて愛おしんだろう。
もう一回……Aヌナを抱き締めたいのを我慢して、俺はお気に入りの場所に車を走らせた。
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作者名：しおぴー | 作成日時：2015年11月1日 2時
