【ナツキスバル】化粧4 ページ44
──────
落ち着きを取り戻したあと、パーティーに戻ると、先程までスバルにすりよっていた女性たちがチラチラとスバルを見ているが、こちらには来ない。それどころかほかのパーティー客たちも彼を少々奇異の目で見ているようであった。
「(まさかさっきの見られてた！？)」
そう思いAを探すも彼女は普通に男性の貴族たちと談笑している。
「バルス」
すると、あとから到着した双子のメイドの姉、ラムがこちらに声をかけてきた。
「あなたどういうつもり？ロズワール様の大事な時期に乳繰りあうだなんて万死に値するわ。飛ばすわよ。」
「ええ？俺そんなになんか変？さっきから周りが俺を見る目が変なんだけど…？」
ラムはすっと目を細め、侮蔑の表情でスバルを一瞥したあと、桜色の爪の人差し指をとんとんと頬に当てた。
「付いてるわよ」
スバルが頬に手を当てると、手には唇の形に着いたリップが付着した。
(私のもの)
そう言い出す彼女の姿が目に浮かぶ。今朝気にしていた化粧のことを思い出して、素直になれない自分の恋人に胸がきゅっとした。
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「」(プロフ) - 誰かナツキスバルのゆめしょ書いてよぉ…… (2022年9月24日 22時) (
レス) id: 4fb2260fe5 (このIDを非表示/違反報告)
「」(プロフ) - 新しい話ができ次第、前作のエピソードを一つ消す予定です。 (2022年5月21日 15時) (レス) id: 4fb2260fe5 (このIDを非表示/違反報告)
「」(プロフ) - リアルのお仕事が死ぬほど忙しいです。 (2022年5月21日 15時) (レス) id: 4fb2260fe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：「」 x他1人 | 作成日時：2021年9月15日 8時
