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【レム】落下4 ページ29

――――――――――


「夜遅くにごめんなさい、Aです。」

「はい、何でしょう。」

「あの、今日は本当にありがとうございました…。」

「気にしないでください。明日からは今日不足した分、倍以上働いて貰いますから。」

「わかり、ました……。」

お礼を伝えたかっただけのAだったが、返ってきた厳しい言葉にすぐに部屋を出べく扉に手をかけた。









しかし、それを引き止めたのはレムだった。



「……それと、Aさん。」


「は、はい?」


レムは、ゆっくりと口を開いた。







「Aさんは迂闊すぎるので、あまりレムから離れないでください。業務に支障が出ます。






……ですが、今回のことはAさんの挙動に気がつけなかったレムにも責任があります。申し訳ございませんでした。」


その声は、以前よりも優しくなっていることに、Aは気がついた。

「そんなこと!全部私のせいです。すみません。
……あと、その、重ねて、今日は本当にありがとうございました。」

「いえ、Aさんが怪我をされていなくて良かったです。
ではまた明日もよろしくお願いいたします。」

そう言ってくれるのは、Aの弱い部分を知ってくれたからなのだろうか。

(明日からは、なんだかレムと仲良くなれる気がする。)

二人はおやすみの挨拶をして、互いの部屋でその日のことを想い、眠った。

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「」(プロフ) - 誰かナツキスバルのゆめしょ書いてよぉ…… (2022年9月24日 22時) (レス) id: 4fb2260fe5 (このIDを非表示/違反報告)
「」(プロフ) - 新しい話ができ次第、前作のエピソードを一つ消す予定です。 (2022年5月21日 15時) (レス) id: 4fb2260fe5 (このIDを非表示/違反報告)
「」(プロフ) - リアルのお仕事が死ぬほど忙しいです。 (2022年5月21日 15時) (レス) id: 4fb2260fe5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:「」 x他1人 | 作成日時:2021年9月15日 8時

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