[女性向け] 短編夢小説リゼロ (ページ45)

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【ナツキスバル】写真（下品、現パロ）ページ45

正直、恋人なら、あれやこれやしたいものだし、当然の心情だとは思う。だから許してほしい。

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　スバルは、ある夏の晩、部屋のベッドでボクサーパンツにTシャツ一枚という格好で、悶々としていた。その手には一枚の写真がある。

　修学旅行のときの写真だった。そこにはリゾート地ならではの青い海と白い砂浜、そして、何よりそこに白い水着姿のかわいい恋人が、流し目で写り込んでいる。

「これは…だめだろ………」

　これは、クラスのオープンスケベ野郎の友人から頂いたものだ。クラスの女子の少しアレな写真を高値で男子に売り回している。もちろん正規ルートのものではない。裏で高値で売買されたそれは、スバルが責任を持って(？)恋人の分だけ抜き取り、先生にリークした。薄情と言われようがかまわん。

　スバルはこれを、夜のお供にしようとしていた。いや、するかしまいかと悩んでいると言うのが正しい。
　写真に映る彼女の姿、Cカップほどのささやかな胸の谷間の上にある小さなほくろ、透き通るような色白すぎる素肌は、滑らかそうで。正直、触ってすらいない今でさえ少し興奮している。
　折角なら本物の彼女の肌に触れられたらいいのにな、なんて考えるのはだめだろうか。

俺の彼女なのに。

　だが、それでもぐっと理性で抑え込む。

　なぜなら、彼女とは絶賛喧嘩中なのだ。

そんな彼女を…、と、そうずっと悩んでいる。
　そもそも、好きな人で自慰をするのも主義ではなかったし、何よりやらかした後の罪悪感がすごい。しかし、彼女の写真を見ていると、欲に負けそうになるのだ。

　エミリアやレムの大きさと比べると、非常にささやかなその胸だって、これから自分が育てていきたいし、何なら今のままでも十分好みだ。
　というか、胸の小ささを気にしている姿が好きだ。この前だって、彼女の部屋にお邪魔したとき、彼女の胸の大きさに合わないブラジャーを発見してしまい、俺のために一生懸命な姿に愛おしさが増す。胸の大きい女の子が好きだと思われているためなのか、スバルの好みに合わせようと必死な彼女は可愛らしい。

　前まではおしゃれを知らぬような地味目な子だったのに、今では化粧やトレンドの服装を少しずつを学び始めた。人伝に聞いた話だが、「スバルに可愛いって思われるようにしなきゃ」と気を張っているつもりらしい。もうかわいい。